通常はこの2種類のバックアップを併用します。
TeamWARE Officeのシステムが破壊された場合、TeamWARE Officeシステム全体のバックアップデータを使ってTeamWARE Officeシステムを復元してから、TeamWARE Officeのデータベースファイルなどを復元します。データベースだけを復元する場合は、システム復元の必要はありません。
OSのバックアップコマンドなどで、TeamWARE Officeシステム全体をバックアップします。
TeamWARE Officeのインストール直後、またはシステム設定を変更した直後は、必ずこのバックアップを行います。
TeamWARE Officeシステム全体のバックアップの詳細については、"15.2 TeamWARE Office全体のバックアップ"参照してください。
TeamWARE Officeのデータベースファイルとiniファイルのバックアップ
差分バックアップユーティリティ、およびtoxdconfツール/toi5mgmtコマンド、OSのバックアップコマンドを使い、TeamWARE Officeの各サービスのデータベースとiniファイル、エンタープライズディレクトリをバックアップします。
各サービスのデータベースとiniファイル
差分バックアップユーティリティを使い、TeamWARE Officeのデータベースとiniファイルをバックアップします。
内部LDAPサーバのデータベース
toxdconfツール/toi5mgmtコマンド、およびOSのバックアップコマンドを使い、TeamWARE Officeの内部LDAPサーバデータベースをバックアップします。
toi5mgmtコマンドは、内部LDAPサーバのデータベースのバックアップをシェル/バッチファイルなどで自動化する場合に、toxdconfツールの代わりに使用します。
シェル/バッチファイルで指定する場合のコマンド構文は以下のとおりです。
UNIX系システムの場合
toi5mgmt -backup |
Windows Server®システムの場合
call toi5mgmt -backup |
なお、以降、toxdconfツールを使用してバックアップするという説明は、toi5mgmtコマンドで代替できます。
参照
差分バックアップユーティリティについては、"15.6 差分バックアップ/リストアユーティリティ"を参照してください。
toxdconfツールについては、"付録H toxdconfツール"を参照してください。