ここでは、ツールバーによるアラーム通知の設定について説明します。
ツールバーによるアラーム通知の設定を行うと、アラーム通知データのキューである中間ファイルを作成し、Webサービスと連携してツールバーへアラーム通知を行います。
ツールバーの詳細については、"12.11 シングルサインオン"を参照してください。
ポイント
ツールバーへの通知はWebサービスと連携して行うため、Webサービスおよびツールバーがインストールされている必要があります。
この機能は、alarmer.iniの[NOTIFY]セクションの設定を行うことで利用することができます。
alarmer.iniはTeamWARE Office サーバインストール先にあります。存在していない場合、_alarmer.iniファイルをコピーして、alarmer.iniファイルを作成してください。
Windows Server®の場合の設定例
| [NOTIFY] |
UNIX系システムの場合の設定例
| [NOTIFY] |
ToolbarNewMailには、ツールバー向けに通知を行うかをyまたはnで指定します。yの場合はツールバー向けに通知を行い、nの場合はツールバー向けの通知を行いません。省略すると、ツールバー向けの通知は行われません。
ToolbarNotifyPathには、ツールバー向け通知の中間ファイル格納ディレクトリを128文字以内で指定します。省略すると、TeamWARE Officeのインストールディレクトリ配下にtoolbarというディレクトリを作成し、その配下に作成します。
ToolbarNotifyPath = c:¥teamware¥server¥toolbar
ポイント
セキュリティを考慮し、ToolbarNotifyPathに指定したディレクトリにはTeamWARE Office管理者のみがアクセスできる権限を設定することを推奨します。
alarmer.iniの改行コードは"¥n"だけになっています。Windows Server®上で編集する場合は、"¥n"だけの改行コードに適応したテキストエディタをご利用になるか、改行コードを"¥r¥n"に変換してから、編集してください。
注意
alarmer.iniファイルは[DEFAULT_SMTP]セクションと[NOTIFY]セクション以外は編集しないように注意してください。
ToolbarNotifyPathに指定したディレクトリは、TeamWAREサーバが動作中の場合は絶対に削除しないように注意してください。
Notifierがツールバーに通知する、アラームメッセージのキューが保存された中間ファイルの内容を、[to alarmfiledump]コマンドにより表示できます。詳細については、"14.9 システムコマンド"を参照してください。
Notifierがツールバーに通知する、アラームメッセージのキューが保存された中間ファイルを、[to alarmfileclean]コマンドにより削除できます。詳細については、"14.9 システムコマンド"を参照してください。