Interstage Application Server 運用ガイド
目次 索引 前ページ次ページ

付録C Interstage統合コマンドによる運用操作> C.2 Interstageの環境設定

C.2.1 Interstageシステム定義ファイルの生成

 Interstageシステム定義ファイルとは、Interstageのシステム情報を持った定義ファイルです。Interstageで必要な、各サービスの環境定義ファイルの生成に利用されます。
 以下に、Interstageシステム定義ファイルの生成手順を説明します。

  1. システム規模の決定
  2. isgendefコマンドの実行

1) システム規模の決定

 接続クライアント数を参考にして、システム規模(isgendefコマンドのscale-value)を決定します。

isgendef コマンドのscale-value

接続クライアント数

 small
 moderate
 large
 super

1〜5
6〜10
11〜50
51〜100

isgendef コマンドのscale-value

接続クライアント数

 small
 moderate
 large
 super (Solarisのみ)

1〜50
51〜100
101〜500
501〜1000

isgendef コマンドのscale-value

接続クライアント数

 small
 moderate
 large

1〜50
51〜100
101〜500

2) isgendefコマンドの実行

 isgendefコマンドの実行により、指定されたシステム規模に応じて、Interstageシステム定義ファイルが自動生成されます。
 なお、Interstage環境が初期化済みの状態でisgendefコマンドを実行すると、次回isinitコマンド実行時にコンポーネントトランザクションサービスの再セットアップが行われます。この場合、登録済みのワークユニット定義が削除されますので、ワークユニット定義の再登録が必要となります。

システム規模largeでInterstageシステム定義を生成する場合

 isgendef large

 isgendefコマンドにより生成されたInterstageシステム定義は、以下のファイルに格納されます。

C:\Interstage\td\etc\isdef\isconf.txt
/opt/FSUNtd/etc/isdef/isconf.txt
/opt/FJSVtd/etc/isdef/isconf.txt


目次 索引 前ページ次ページ

Copyright 2006 FUJITSU LIMITED