Interstage Application Server 運用ガイド
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第4章 メンテナンス(資源のバックアップ/他サーバへの資源移行/ホスト情報の変更)> 4.1 資源のバックアップとリストア> 4.1.2 バックアップ手順(管理対象サーバおよびスタンドアロンサーバの場合)

4.1.2.24 V5.1以前のServletサービス資源のバックアップ

 V5.1以前のServletサービス資源のバックアップ手順について説明します

■バックアップコマンド

 V5.1以前のServletサービス資源のバックアップは、以下のコマンドを使用します。

各環境定義ファイル(Webアプリケーション環境定義ファイルを除く):
  C:\Interstage\F3FMjs2\bin\jsbackup.exe

Webアプリケーション(Webアプリケーション環境定義ファイルを含む):
  C:\Interstage\JDK13\bin\jar.exe(JDK1.3を"C:\Interstage\JDK13"にインストールした場合)
  xcopyコマンド(JREの場合)

各環境定義ファイル(Webアプリケーション環境定義ファイルを除く):
  /opt/FJSVjs2/bin/jsbackup

Webアプリケーション(Webアプリケーション環境定義ファイルを含む):
  /opt/FJSVawjbk/jdk13/bin/jar(JDK1.3を"/opt/FJSVawjbk/"にインストールした場合)
  tarコマンド(JREの場合)

■バックアップ方法

 Webアプリケーションが複数ある場合、それぞれに対して異なるバックアップファイル名(ディレクトリ名)を指定して下記3.(Webアプリケーションのバックアップ)を行ってください。

 以下の条件の操作例を示します。

1.jsbackupコマンドを実行して、環境定義ファイルをバックアップします。
  C:\Interstage\F3FMjs2\bin\jsbackup X:\Backup

2.Webアプリケーションのバックアップ用ディレクトリを作成します。
  mkdir X:\Backup\F3FMjs2\webapps

3.Webアプリケーションをバックアップします。
 -JDKの場合
 jarコマンドを実行して、Webアプリケーションをバックアップ用ディレクトリにバックアップします。
  C:\Interstage\JDK13\bin\jar cvfM X:\Backup\F3FMjs2\webapps\sample.war C:\Interstage\F3FMjs2\webapps\sample
 -JREの場合
 xcopyコマンドを実行して、Webアプリケーションをバックアップ用ディレクトリにバックアップします。
  xcopy /E /K /I C:\Interstage\F3FMjs2\webapps\sample X:\Backup\F3FMjs2\webapps\sample



 サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルを“C:\Interstage\F3FMjs2\conf”以外に格納した場合には、上記1.2.3を行った後、以下の方法でサーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルをバックアップしてください。
 なお、サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルが複数ある場合、それぞれに対して異なるバックアップファイル名を指定して下記2.を行ってください。
 以下の条件の操作例を示します。

1.サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルのバックアップ用ディレクトリを作成します。
  mkdir X:\Backup\F3FMjs2\conf

2.copyコマンドを実行して、サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルをバックアップします。
  copy C:\tmp\F3FMjs2\conf\jsgw.conf X:\Backup\F3FMjs2\conf


 以下の条件の操作例を示します。

1.jsbackupコマンドを実行して、環境定義ファイルをバックアップします。
  /opt/FJSVjs2/bin/jsbackup /backup

2.Webアプリケーションのバックアップ用ディレクトリを作成します。
  mkdir /backup/FJSVjs2/webapps

3.Webアプリケーションをバックアップします。
 -JDKの場合
 jarコマンドを実行して、Webアプリケーションをバックアップ用ディレクトリにバックアップします。
  /opt/FJSVawjbk/jdk13/bin/jar cvfM /backup/FJSVjs2/webapps/sample.war /opt/FJSVjs2/webapps/sample
 -JREの場合
 tarコマンドを実行して、Webアプリケーションをバックアップ用ディレクトリにバックアップします。
  tar cvf /backup/FJSVjs2/webapps/sample.tar /opt/FJSVjs2/webapps/sample



 サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルを“/etc/opt/FJSVjs2”以外に格納した場合には、上記1.2.3を行った後、以下の方法でサーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルをバックアップしてください。
 なお、サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルが複数ある場合、それぞれに対して異なるバックアップファイル名を指定して下記2.を行ってください。
 以下の条件の操作例を示します。


 Enterprise Editionのみで提供するSession Registryサーバの環境定義ファイルは、“Session Registryサーバの資源ファイル”を参照して、cpコマンドでバックアップしてください。


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