Interstage Application Server 運用ガイド
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第2章 マルチサーバ管理機能> 2.6 Interstageの運用> 2.6.2 IJServerの運用

2.6.2.2 操作


 マルチサーバ環境でIJServerワークユニットの操作を行う場合、各管理対象サーバに管理サーバのInterstage管理コンソールにログインしたユーザと同名のユーザを事前に登録しておく必要があります。ユーザ名は8バイト以内にしてください。

■ IJServerワークユニットの起動

 IJServerワークユニットの起動は、以下の手順で行います。

  1. 管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。
  2. Interstage管理コンソールで、以下のどちらかの方法で起動します。

 何らかの原因で、サーバグループ内の一部の管理対象サーバ上でワークユニットの起動に失敗した場合、起動に成功した管理対象サーバだけで運用を開始します。操作に失敗した管理対象サーバ上のワークユニットを起動する場合、異常原因を取り除いた後、再度、上記操作を実行してください。起動に失敗した管理対象サーバのワークユニットが起動されます。

 また、以下の方法でも、管理対象サーバ単位にIJServerワークユニットを起動できます。

■ IJServerワークユニットの停止

 IJServerワークユニットの停止は、以下の手順で行います。

  1. 管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。
  2. Interstage管理コンソールで、以下のどちらかの方法で起動します。
  3. 停止方法を指定し、[実行]ボタンを押下します。

 何らかの原因で、サーバグループ内の一部の管理対象サーバ上でワークユニットの停止に失敗した場合、停止に失敗した管理対象サーバ上のワークユニットは運用を継続します。操作に失敗した管理対象サーバ上のワークユニットを停止する場合、異常原因を取り除いた後、再度上記操作を実行してください。停止に失敗した管理対象サーバ上のワークユニットが停止されます。

 また、以下の方法でも、管理対象サーバ単位にIJServerワークユニットを起動できます。

■ IJServerワークユニットの復元

 ワークユニットの復元は、統合管理画面で管理対象サーバ単位に操作します。
 本操作は、以下の手順で行います。

  1. 管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。
  2. Interstage管理コンソールで、以下の方法で起動します。

 また、管理対象サーバのInterstage管理コンソールにログインし、以下の画面でも同様の操作が行えます。

■ EJBアプリケーションのキュー閉塞/閉塞解除

 EJBアプリケーションのキュー閉塞/閉塞解除は、以下の手順で行います。

 また、管理対象サーバのInterstage管理コンソールにログインし、
[Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [システム] > [ワークユニット] > [IJServer名]の操作タブ
で、同様の操作が行えます。


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