Interstage Application Server 運用ガイド
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第2章 マルチサーバ管理機能> 2.5 Interstageの環境構築

2.5.9 Interstage証明書環境の構築

 Interstage証明書環境を構築する場合には、以下の操作を行います。

■ 証明書環境の構築

 Interstage管理コンソールからは構築できません。各管理対象サーバでコマンドを使用して構築します。構築方法については、“セキュリティシステム運用ガイド”の“Interstage証明書環境の構築と利用”を参照してください。

 上記のマニュアルで記載されている、証明書を参照するための操作は、スタンドアロンサーバで運用する場合を示しています。マルチサーバ環境で登録した証明書を参照する場合は、“Interstage証明書環境の運用”を参照して操作してください。

■ SSL定義の新規作成

 SSL定義の新規作成は、以下の手順で実施します。

  1. 管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。
  2. Interstage管理コンソールの
    [一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [セキュリティ] > [SSL]の[新規作成]タブ
    で新規作成を行います。画面上に表示されている“配置先”に、SSL定義を作成するサーバグループまたは管理対象サーバを指定してください。

 サーバグループ内の一部の管理対象サーバでエラーが発生し、SSL定義の作成に失敗した場合には、異常原因を取り除いた後、Interstage管理コンソールの
[一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [セキュリティ] > [SSL] の[一覧]タブ
で、作成に失敗した[SSL定義名]をクリックしてください。そして、表示された環境設定画面で、定義を修正せずに[適用]ボタンを押してください。本操作を行うことで、SSL定義の作成に失敗した管理対象サーバにSSL定義が作成されます。
 SSL定義の新規作成は、一括操作画面からのみ操作できます。統合管理画面や、管理対象サーバに直接ログインした場合は操作できません。


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