Interstage Application Server 運用ガイド
|
目次
索引

|
2.3.4 CORBAワークユニット
■ マルチサーバ環境における設計上の考慮点
- CORBAワークユニットの配置先
CORBAワークユニットと配置先(サーバグループまたは単体運用の管理対象サーバ)の関係は、1対1となります。
並列サーバ上でCORBAワークユニットを運用する場合には、並列運用を行うサーバ群を、サーバグループとして構成します。
- CORBAワークユニットの定義項目
CORBAワークユニットの定義項目は、サーバグループに所属する各管理対象サーバが採用する値です。サーバグループ内の合計値ではありません。
たとえば、プロセス多重度を5とした場合、サーバグループに所属する各管理対象サーバのプロセス多重度は5となります。
■ CORBAワークユニットの運用モデル
マルチサーバ環境におけるCORBAワークユニットの運用には、負荷分散モデルと単体運用モデルがあります。
- 負荷分散モデル
負荷分散モデルでは、負荷分散対象となる管理対象サーバ群をサーバグループとして構成します。

- 単体運用モデル
単体運用モデルは、管理対象サーバ1台(単体運用の管理対象サーバ)で業務を運用するモデルです。

Copyright 2006 FUJITSU LIMITED