Interstage Application Server 運用ガイド
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第1章 Interstage管理コンソールによるInterstage運用

1.7 Interstage管理コンソールの操作上の注意事項

 Interstage管理コンソールでは、Webブラウザが提供している以下の機能を使用する操作を行わないでください。この操作を行った場合、画面が表示されないなどの不具合を生じる可能性があります。

■WebブラウザのCookie使用について

 Interstage管理コンソールを使用する場合は、WebブラウザでCookieが有効となるように設定してください。

■SSLによる暗号化通信を行う場合について

 SSLによる暗号化通信を行う場合、イベントログにエラー“crypt32”が出力されることがあります。
 本現象は、ルート証明書の更新コンポーネントが有効になっている場合に、インターネット上のWindows(R) Updateへの接続に失敗すると発生します。
 本現象を回避するためには、以下の対処を行ってください。

■セションタイムアウトの発生について

 セションタイムアウトが発生した場合、ログイン画面が表示され、ユーザ名/パスワードフィールドの下にエラーメッセージ“IS: エラー: is40015: 現在のセションは無効です。セションがタイムアウトしたか、サービスが再起動された可能性があります”が表示されます。
 セションタイムアウトが発生した場合は、再度、ログインして操作を継続してください。

■セションタイムアウト時間の指定について

 セションタイムアウト時間に大きな値を設定した場合、第3者による不正操作や情報漏洩などのセキュリティ上の危険性が高くなります。セションタイムアウト時間の設定は、Interstage管理コンソールの操作に必要な最小限の値を設定するようにしてください。セションタイムアウト時間のカスタマイズ方法については、“セションタイムアウト時間のカスタマイズ”を参照してください。

■ショートカットの起動時にウィンドウを再使用する設定について

 ショートカットの起動時にウィンドウを再使用する設定が無効になっている場合、Interstage管理コンソールの画面遷移、および操作に異常が発生する可能性があります。
 Microsoft(R) Internet Explorerの[メニュー]−[ツール]−[インターネットオプション]−[詳細設定]において、項目[ショートカットを起動するためにウィンドウを再使用する]のチェックが解除されている場合は、チェックボックスをチェックし、ショートカットの起動時にウィンドウを再使用する設定を有効にしてください。


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