Ajaxフレームワーク ユーザーズガイド
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目次
索引

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5.11 文字コードについて
Ajaxフレームワークでは、複数のファイルを結合して1つの画面を作る場合があります。その際、異なる文字コードが混在すると文字化けする可能性があります。このため、プロジェクト内のHTML/JSPファイルは、文字コードを統一してください。
Ajaxフレームワーク開発環境では、以下の方法で作成した画面フォームの文字コードは、UTF-8で生成されます。
- Ajaxフレームワークプロジェクトウィザードで作成される以下のファイル
- Ajax JSPウィザードで作成される以下のファイル
UTF-8以外の文字コードで画面フォームを作成したい場合は、以下の手順で作成してください。
Ajaxフレームワークプロジェクトウィザードで生成される制御ページの文字コードは、UTF-8です。
文字コードをUTF-8 以外に設定したい場合は、以下の手順で設定してください。
- 制御ページをJSPエディタで開いて、テキストタブを選択し、ソースビューを表示します。
表示例を以下に示します。
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Strict//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-strict.dtd">
<html>
<%@ page contentType= "text/html; charset=UTF-8" %>
<%@ taglib uri="uji-taglib" prefix="uji" %>
(省略) |
- <%@ page contentType= "text/html; charset=UTF-8" %>の“UTF-8”を、変更したい文字コードに修正します。
- Interstage Studioの場合は、保存しようとすると以下のメッセージが表示されますので、[はい]をクリックします。Eclipseの場合は、特に確認のメッセージはなく保存されます。

Ajaxフレームワークプロジェクトウィザードで生成されるエラーページの文字コードは、UTF-8です。
文字コードをUTF-8以外に設定したい場合は、以下の手順で設定してください。
- エラーページをJSPエディタで開いて、テキストタブを選択し、ソースビューを表示します。
表示例を以下に示します。
<html>
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8">
<%@ page contentType= "text/html; charset=UTF-8" %>
<%@ page isErrorPage="true" %>
(省略) |
- <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8">、<%@ page contentType= "text/html; charset=UTF-8" %>の2箇所の“UTF-8”を、変更したい文字コードに修正します。
- Interstage Studioの場合は、保存しようとすると[エンコードの変更]メッセージボックスが表示されますので、[はい]をクリックします。Eclipseの場合は、特に確認のメッセージはなく保存されます。
Ajax JSPウィザードで生成される画面フォーム定義の文字コードは、UTF-8です。
UTF-8以外の文字コードの画面フォームを作成したい場合は、以下の手順で作成してください。
Interstage Studioの場合
- [ウィンドウ]メニューから[設定]を選択します。
- [設定]ダイアログボックスの設定項目で、[Web] > [JSPファイル]を選択します。
- JSPファイルの作成時のエンコードを、設定したい文字コードに修正します。
- “JSPウィザードで作成する場合”に従って、画面フォーム定義を作成します。
Eclipseの場合
- [Window]メニューから[Preferences]を選択します。
- [Preferences]ダイアログボックスの設定項目で、[Web] > [JSP Files]を選択します。
- JSPファイルの作成時のエンコードを、設定したい文字コードに修正します。
- “JSPウィザードで作成する場合”に従って、画面フォーム定義を作成します。
Ajax JSPウィザードで生成されるユーザロジック定義の文字コードは、UTF-8です。
UTF-8以外の文字コードのユーザロジック定義を作成したい場合は、以下の手順で作成してください。
Interstage Studioの場合
- JSPで作成する場合
- [ウィンドウ]メニューから[設定]を選択します。
- [設定]ダイアログボックスの設定項目で、[Web] > [JSPファイル]を選択します。
- JSPファイルの作成時のエンコードを、設定したい文字コードに修正します。
- “HTMLウィザードまたはJSPウィザードで作成する場合”に従って、ユーザロジック定義を作成します。
- HTMLで作成する場合
- [ウィンドウ]メニューから[設定]を選択します。
- [設定]ダイアログボックスの設定項目で、[Web] > [HTMLファイル]を選択します。
- HTMLファイルの作成時のエンコードを、設定したい文字コードに修正します。
- “HTMLウィザードまたはJSPウィザードで作成する場合”に従って、ユーザロジック定義を作成します。
- 作成したファイルを選択し、コンテキストメニューから[プロパティ]を選択します。[プロパティ]ダイアログボックスで、テキストファイルエンコードに“その他”を選択し、3.で指定した文字コードを設定します。
Eclipseの場合
- JSPで作成する場合
- [Window]メニューから[Preferences]を選択します。
- [Preferences]ダイアログボックスの設定項目で、[Web] > [JSP Files]を選択します。
- JSPファイルの作成時のエンコードを、設定したい文字コードに修正します。
- “HTMLウィザードまたはJSPウィザードで作成する場合”に従って、ユーザロジック定義を作成します。
- HTMLで作成する場合
- [Window]メニューから[Preferences]を選択します。
- [Preferences]ダイアログボックスの設定項目で、[Web] > [HTML Files]を選択します。
- HTMLファイルの作成時のエンコードを、設定したい文字コードに修正します。
- “HTMLウィザードまたはJSPウィザードで作成する場合”に従って、ユーザロジック定義を作成します。
- 作成したファイルを選択し、コンテキストメニューから[Properties]を選択します。[Properties]ダイアログボックスで、テキストファイルエンコードに“Other”を選択し、3.で指定した文字コードを設定します。


HTMLファイルやJSPファイルをUTF-8以外で作成する場合は、Ajaxフレームワークの初期化処理の記述にcharsetアトリビュートを追加し、使用する文字コード名を指定してください。
以下に、記述例を示します。
<script type="text/javascript" src="acf/file/rcf/rcf.js" charset="文字コード名"></script> |

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