Ajaxフレームワーク ユーザーズガイド |
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第4章 マッシュアップフレームワーク |
クライアント通信APIを利用すると、Webブラウザ上のJavaScriptからWebサービスを呼び出すことができます。
マッシュアップフレームワークでは、マッシュアッププロキシを経由して、Webサービスにアクセスします。クライアント通信APIは、ブラウザとマッシュアッププロキシ間の非同期通信を行うJavaScript API(MuRequest.send)を提供します。このAPIを使用することにより、クロスドメイン制約に影響されることなく、指定したWebサービスに任意のデータを送信し、結果を非同期で受信することができます。
以下に、MuRequest.send関数について説明します。
以下に、MuRequest.send関数の記述形式を示します。
MuRequest.send (dataObj, requestParams, option); |
以下の形式のオブジェクトを指定します。この形式以外のオブジェクトは、クエリ文字列として送信されません。
{key1:<string>, key2:<string>} |
以下に、リクエストパラメタオブジェクトのプロパティを示します。
プロパティ名 |
概要 |
型 |
省略可否 |
---|---|---|---|
serviceId |
サービスID |
string |
不可 |
type |
マッシュアッププロキシからのレスポンス形式
大文字/小文字の区別はなく、省略値は、jsonです。 |
string |
可 |
以下に、通信設定オブジェクトのプロパティを示します。
プロパティ名 |
概要 |
型 |
省略可否 |
---|---|---|---|
url |
通信先のURL |
string |
不可 |
callback |
レスポンスハンドラ(正常終了時のコールバック) |
function |
不可 |
errorHandler |
エラーハンドラ(エラー発生時のコールバック) |
function |
可 |
timeout |
タイムアウト時間(ミリ秒) |
number |
可 |
preInvoke |
メソッド呼出し直前に呼ばれるコールバック |
function |
可 |
postInvoke |
メソッド呼出し完了直後に呼ばれるコールバック |
function |
可 |
以下に、Webサービスにアクセスし、結果を表示する場合の、MuRequest.send関数の記述例を示します。
function clickExecuteButton(){ dataObj={key1:'value1',key2:'value2'}; var requestParams = { serviceId:'serviceA',//サービスIDを指定 type:'json'//レスポンス形式を指定 }; var option = { url:'muf/proxy', callback:function(data){/* ここに処理を記述 */}, errorHandler:function(err){/* ここに失敗時の処理を記述 */} }; MuRequest.send(dataObj,requestParams,option); } |
MuRequest.send関数が通知する例外については、“通信フレームワーク(JavaScript)に関するメッセージ”を参照してください。
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