Ajaxフレームワーク ユーザーズガイド
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第4章 マッシュアップフレームワーク

4.2 クライアント通信API

クライアント通信APIを利用すると、Webブラウザ上のJavaScriptからWebサービスを呼び出すことができます。

マッシュアップフレームワークでは、マッシュアッププロキシを経由して、Webサービスにアクセスします。クライアント通信APIは、ブラウザとマッシュアッププロキシ間の非同期通信を行うJavaScript API(MuRequest.send)を提供します。このAPIを使用することにより、クロスドメイン制約に影響されることなく、指定したWebサービスに任意のデータを送信し、結果を非同期で受信することができます。

以下に、MuRequest.send関数について説明します。

■MuRequest.send関数の記述形式

以下に、MuRequest.send関数の記述形式を示します。

MuRequest.send (dataObj, requestParams, option);

■MuRequest.send関数の記述例

以下に、Webサービスにアクセスし、結果を表示する場合の、MuRequest.send関数の記述例を示します。

function clickExecuteButton(){
    dataObj={key1:'value1',key2:'value2'};
    var requestParams = {
        serviceId:'serviceA',//サービスIDを指定
        type:'json'//レスポンス形式を指定
    };
    var option = {
        url:'muf/proxy',
        callback:function(data){/* ここに処理を記述 */},
        errorHandler:function(err){/* ここに失敗時の処理を記述 */}
    };
    MuRequest.send(dataObj,requestParams,option);
}

■MuRequest.send関数が通知する例外

MuRequest.send関数が通知する例外については、“通信フレームワーク(JavaScript)に関するメッセージ”を参照してください。


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