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Interstage Data Effector ユーザーズガイド

C.5.2 AsisSetErrFile

機能

Data Effectorの入力ファイル中にエラーデータを検出したときの、エラーデータ出力ファイルを指定します。エラーデータ出力ファイルを指定すると、エラーデータは、エラーデータ出力ファイルに出力されます。Data Effectorの処理は、エラーデータを検索対象外のデータとして扱い、実行します。

エラーデータ出力ファイルの設定は、指定したハンドルを用いて実行するData Effectorの関数の処理にだけ影響します。


記述形式

#include  “libAsis.h”                    /* 公開ヘッダ                   */

int  AsisSetErrFile( 
     ASISHANDLE      AHandle,              /* ハンドル                     */
     const char      *FileName,            /* エラーデータ出力ファイル名   */
     int             MaxErrDataCnt         /* エラーデータの最大出力件数   */
);

パラメタ

データ型

パラメタ

用途

説明

ASISHANDLE

AHandle

入力

ハンドルを指定します。

const char*

FileName

入力

エラーデータ出力ファイル名を指定します。
本パラメタを省略した場合(NULL指定時)、エラーデータを検出したとき、検出した時点で処理がエラーとなります。

int

MaxErrDataCnt

入力

エラーデータの最大出力件数を指定します。
1~2147483647の範囲で指定してください。
本パラメタは、FileNameパラメタを指定した場合に有効になります。


復帰値

復帰値

説明

ASIS_SUCCESS

関数が正常に終了したことを示します。

ASIS_ERROR

関数の実行時に問題が検出されたことを示します。


関数の利用規則

参照

エラーデータ出力ファイルの出力例は、“2.1.1.3 入力ファイルのエラー処理”のエラーデータ出力ファイルの例を参照してください。