機能
関数の実行時に起きた事象のエラーレベルを取得します。
本関数は指定したハンドルを用いて、直前に実行された関数で発生した事象のエラーレベルを取得します。
アプリケーションは、本関数から得られるエラーレベルに基づいて適切な対応を取ることができます。
記述形式
#include "libAsis.h" /* 公開ヘッダ */ int AsisGetErrorLevel( ASISHANDLE Handle, /* ハンドル */ int *ErrorLevel /* エラーレベル */ ); |
パラメタ
データ型 | パラメタ | 用途 | 説明 |
---|---|---|---|
ASISHANDLE | Handle | 入力 | ハンドルを指定します。 |
int* | ErrorLevel | 出力 | エラーレベルの数値を格納する領域のポインタを指定します。 |
復帰値
復帰値 | 説明 |
---|---|
ASIS_SUCCESS | 関数が正常に終了したことを示します。 |
ASIS_ERROR | 関数の実行時に問題が検出されたことを示します。 |
関数の利用規則
以下の関数を実行しても、「直前に実行した関数」とみなされません。
それ以前に実行したData Effectorの下記以外の関数が「直前に実行した関数」とみなされます。
AsisGetErrorLevel
AsisGetMessageID
AsisGetMessageText
AsisGetAPIName
AsisGetErrorMessage
AsisGetMemoryUsage
以下の場合は、AsisGetErrorLevel関数を実行しても異常となった事象のエラーレベルを取得できない場合があります。
ハンドルを取得する関数が異常で終了した場合
ハンドルを解放する関数が異常で終了した場合