Interstage Application Server/Interstage Web Server 移行ガイド
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6.2.7 自動再接続機能について
Interstage V9.0より、JDBCデータソースの自動再接続機能がデフォルトで有効となります。自動再接続機能が有効になることによる運用上の問題はありませんが、データベース側のSQL文のログを参照した場合、接続可能かどうかを確認するために発行しているSQL文が多数出力されています。デバッグする場合などで自動再接続機能を無効にしたい場合は、Interstage管理コンソールまたはisj2eeadminコマンドで以下の定義変更を行い、自動再接続が行われないようにしてください。
- Interstage管理コンソールの場合
以下の画面の「異常時の再接続」を「しない」に変更。
- [ワークユニット] > [IJServer名] > [環境設定]
- isj2eeadminコマンドの場合
IJServer定義ファイルの以下の項目をFALSEに指定して定義を変更。
- IJServer > Datasources > Datasource > AbnormalReconnection
旧バージョン・レベルでバックアップした資産をリストアした場合、以下の違いがあります。
- 旧バージョン・レベルで、Interstage管理コンソールよりDBコネクション設定でデータソースのチェックボックスをオンに定義した場合
デフォルトは異常時の再接続を「しない」になっていますので、リストア後も「しない」です。
- 旧バージョン・レベルで、isj2eeadminコマンドでDatasourceタグを指定しAbnormalReconnectionタグを省略した場合
旧バージョン・レベルのデフォルトが定義されますので、リストア後も「FALSE」です。
- 旧バージョン・レベルで、Interstage管理コンソールのDBコネクション設定でデータソースのチェックボックスをオンにせず、isj2eeadminコマンドでもDatasourceタグを定義していない場合
旧バージョン・レベルの定義がないためInterstage V9.0のデフォルトとなり、自動再接続機能が有効となります。
- V6で作成したIJServerの場合
デフォルトは「しない」のままです。
また、旧バージョン・レベルのisj2eeadminコマンドの定義をそのまま利用してIJServerを作成した場合も上記の通りになります。
V8.0互換モードのIJServerを作成した場合、デフォルトは「する」です。
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