Interstage Application Server/Interstage Web Server 移行ガイド
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目次
索引
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5.11.1 Interstage Application Server V7.0以降からのサーバの移行
以下の製品からのサーバの移行方法を説明します。
- Interstage Application Server V7.0以降
■移行手順
バックアップ、およびリストアにより移行します。
ただし、上記製品でバックアップした各サーバの資源を、本バージョンでリストアする場合、ssorestoreコマンドを使用することはできません。以下の手順でリストアしてください。
■リストア方法(リポジトリサーバの資源)
バックアップ用ディレクトリのリポジトリサーバの資源をもとのディレクトリにコピーします。
1.xcopyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、バックアップ用ディレクトリのリポジトリサーバの資源をもとのディレクトリにコピーします。
xcopy /E /I X:\Backup\ssoatcsv\conf C:\Interstage\F3FMsso\ssoatcsv\conf
2.リポジトリサーバの環境をリストアしたマシンのInterstage管理コンソールを使用して、[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [リポジトリサーバ] > [環境設定]タブの[適用]ボタンをクリックします。 |
1. cpコマンドを使用して、バックアップ用ディレクトリのリポジトリサーバの資源をもとのディレクトリにコピーします。
cp -rp /backup/FJSVssosv/conf /etc/opt/FJSVssosv
2. リポジトリサーバの環境をリストアしたマシンのInterstage管理コンソールを使用して、[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [リポジトリサーバ] > [環境設定]タブの[適用]ボタンをクリックします。 |
■リストア方法(認証サーバの資源)
バックアップ用ディレクトリの認証サーバの資源(ディレクトリ)をもとのディレクトリにコピーします。
1.xcopyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、バックアップ用ディレクトリの認証サーバの資源をもとのディレクトリにコピーします。
xcopy /E /I X:\Backup\ssoatcag\conf C:\Interstage\F3FMsso\ssoatcag\conf
2.xcopyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、バックアップ用ディレクトリの認証サーバの資源(ディレクトリ)をもとのディレクトリにコピーします。
xcopy /E /I X:\Backup\ssoatcag\template C:\Interstage\F3FMsso\ssoatcag\pub\template
3. 認証サーバの環境をリストアしたマシンのInterstage管理コンソールを使用して、[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [認証サーバ] > [環境設定]タブの[適用]ボタンをクリックします。(注) |
1.cpコマンドを使用して、バックアップ用ディレクトリの認証サーバの資源をもとのディレクトリにコピーします。
cp -rp /backup/FJSVssoac/conf /etc/opt/FJSVssoac
2.cpコマンドを使用して、バックアップ用ディレクトリの認証サーバの資源をもとのディレクトリにコピーします。
cp -rp /backup/FJSVssoac/template /etc/opt/FJSVssoac/pub
3. 認証サーバの環境をリストアしたマシンのInterstage管理コンソールを使用して、[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [認証サーバ] > [環境設定]タブの[適用]ボタンをクリックします。(注) |
注)セションの管理を行っていない場合は、[詳細設定[表示]]をクリックし、[認証基盤の情報] > [認証基盤のURL]に認証基盤のURLを指定してください。
■リストア方法(業務サーバの資源)
バックアップ用ディレクトリの業務サーバの資源(ディレクトリ)をもとのディレクトリにコピーします。
1.xcopyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、バックアップ用ディレクトリの業務サーバの資源をもとのディレクトリにコピーします。
xcopy /E /I X:\Backup\ssoatzag\conf C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\conf
2.xcopyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、バックアップ用ディレクトリの業務サーバの資源(ディレクトリ)をもとのディレクトリにコピーします。
xcopy /E /I X:\Backup\ssoatzag\template C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\pub\template
3. 業務サーバの環境をリストアしたマシンのInterstage管理コンソールを使用して、[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [業務システム] > [業務システム名] > [環境設定]タブの[適用]ボタンをクリックします。 |
1.cpコマンドを使用して、バックアップ用ディレクトリの業務サーバの資源をもとのディレクトリにコピーします。
cp -rp /backup/FJSVssoaz/conf /etc/opt/FJSVssoaz
2.cpコマンドを使用して、バックアップ用ディレクトリの業務サーバの資源をもとのディレクトリにコピーします。
cp -rp /backup/FJSVssoaz/template /etc/opt/FJSVssoaz/pub
3. 業務サーバの環境をリストアしたマシンのInterstage管理コンソールを使用して、[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [業務システム] > [業務システム名] > [環境設定]タブの[適用]ボタンをクリックします。 |
■リストア方法(Javaアプリケーション)
バックアップ用ディレクトリのJavaアプリケーションの資源をもとのディレクトリにコピーします。
copyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、バックアップ用ディレクトリのJavaアプリケーションの資源をもとのディレクトリにコピーします。
Javaアプリケーションの格納ディレクトリがC:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\sampleの場合
copy X:\Backup\ssoatzag\java\Javaアプリケーション資源ファイル C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\sample (注) |
cpコマンドを使用して、バックアップ用ディレクトリのJavaアプリケーションの資源をもとのディレクトリにコピーします。
Javaアプリケーションの格納ディレクトリが/home/jaas/sampleの場合
cp -p /backup/FJSVssoaz/java/Javaアプリケーション資源ファイル /home/jaas/sample (注) |
注)Javaアプリケーションを開発する場合にリストアしてください。
- リポジトリサーバの移行について
- リポジトリサーバの資源をリストアする場合は、以下の資源を事前にリストアしてください。
- Interstage管理コンソールで構築したInterstage証明書環境を使用してSSL通信を行っている場合は、バックアップしたInterstage証明書環境資源をリストアする必要があります。Interstage証明書環境の移行については、“Interstage証明書環境の移行”を参照してください。
- リポジトリサーバを複数構築して運用している場合は、同時に移行してバージョン・レベルを合わせてください。
- 旧バージョン環境にてssosetsvcコマンドを使用してリポジトリサーバのサービス依存関係の設定を行なっている場合は、移行後、再度ssosetsvcコマンドを使用してリポジトリサーバのサービス依存関係の設定を行なってください。
- 移行後、リポジトリサーバで使用しているWebサーバ(Interstage HTTP Server)のホストは、Interstage管理コンソールの[システム] > [サービス] > [Webサーバ] > [FJapache] > [バーチャルホスト] > [_default_:リポジトリサーバのポート番号]で確認できます。
- 認証サーバの移行について
- 認証サーバの資源をリストアする場合は、Interstage HTTP Serverの資源を事前にリストアしてください。Webサーバ(Interstage HTTP Server)の移行については、“8.0以前のInterstage HTTP Server(Apache 1.3ベース)からの移行”を参照してください。
- Interstage管理コンソールで構築したInterstage証明書環境を使用してSSL通信を行っている場合は、バックアップしたInterstage証明書環境資源をリストアする必要があります。Interstage証明書環境の移行については、“Interstage証明書環境の移行”を参照してください。
- 認証サーバを複数構築して運用している場合は、同時に移行してバージョン・レベルを合わせてください。
- 移行後、認証サーバで使用しているWebサーバ(Interstage HTTP Server)のホストは、Interstage管理コンソールの[システム] > [サービス] > [Webサーバ] > [FJapache] > [バーチャルホスト] > [_default_:認証サーバのポート番号]で確認できます。
- 業務サーバの移行について
- 業務サーバの資源をリストアする場合は、ご利用のWebサーバの資源も合わせてリストアしてください。
- Interstage証明書環境が作成されていない場合は、Interstage証明書環境を作成してください。Interstage証明書環境の作成については“シングル・サインオン運用ガイド”の“SSL通信で運用するための準備”−“Interstage証明書環境の作成”を参照してください。
- 負荷分散のために、業務サーバを複数構築して運用している場合は、同時に移行してバージョン・レベルを合わせてください。
- WebサーバにSun Java System Web Server 6.0を使用している場合は、Sun Java System Web Serverの環境定義ファイルを編集してください。環境定義ファイルの編集方法については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“環境構築(業務サーバ管理者編)”−“Webサーバへの組み込み”を参照してください。
- 本バージョン・レベルは、Solaris 8をサポートしていないため、Interstage V7.0以前でSun Java System Web Server 4.1を使用している場合は、別のWebサーバを使用してください。
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