Interstage Application Server/Interstage Web Server 移行ガイド
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第5章 Interstage運用操作、環境の移行> 5.11 Interstage シングル・サインオンの移行

5.11.1 Interstage Application Server V7.0以降からのサーバの移行

 以下の製品からのサーバの移行方法を説明します。

■移行手順

 バックアップ、およびリストアにより移行します。
 ただし、上記製品でバックアップした各サーバの資源を、本バージョンでリストアする場合、ssorestoreコマンドを使用することはできません。以下の手順でリストアしてください。

■リストア方法(リポジトリサーバの資源)

 バックアップ用ディレクトリのリポジトリサーバの資源をもとのディレクトリにコピーします。

1.xcopyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、バックアップ用ディレクトリのリポジトリサーバの資源をもとのディレクトリにコピーします。
  xcopy /E /I X:\Backup\ssoatcsv\conf C:\Interstage\F3FMsso\ssoatcsv\conf

2.リポジトリサーバの環境をリストアしたマシンのInterstage管理コンソールを使用して、[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [リポジトリサーバ] > [環境設定]タブの[適用]ボタンをクリックします。


1. cpコマンドを使用して、バックアップ用ディレクトリのリポジトリサーバの資源をもとのディレクトリにコピーします。
  cp -rp /backup/FJSVssosv/conf /etc/opt/FJSVssosv

2. リポジトリサーバの環境をリストアしたマシンのInterstage管理コンソールを使用して、[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [リポジトリサーバ] > [環境設定]タブの[適用]ボタンをクリックします。

■リストア方法(認証サーバの資源)

 バックアップ用ディレクトリの認証サーバの資源(ディレクトリ)をもとのディレクトリにコピーします。

1.xcopyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、バックアップ用ディレクトリの認証サーバの資源をもとのディレクトリにコピーします。
  xcopy /E /I X:\Backup\ssoatcag\conf C:\Interstage\F3FMsso\ssoatcag\conf

2.xcopyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、バックアップ用ディレクトリの認証サーバの資源(ディレクトリ)をもとのディレクトリにコピーします。
  xcopy /E /I X:\Backup\ssoatcag\template C:\Interstage\F3FMsso\ssoatcag\pub\template

3. 認証サーバの環境をリストアしたマシンのInterstage管理コンソールを使用して、[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [認証サーバ] > [環境設定]タブの[適用]ボタンをクリックします。(注)

1.cpコマンドを使用して、バックアップ用ディレクトリの認証サーバの資源をもとのディレクトリにコピーします。
  cp -rp /backup/FJSVssoac/conf /etc/opt/FJSVssoac

2.cpコマンドを使用して、バックアップ用ディレクトリの認証サーバの資源をもとのディレクトリにコピーします。
  cp -rp /backup/FJSVssoac/template /etc/opt/FJSVssoac/pub

3. 認証サーバの環境をリストアしたマシンのInterstage管理コンソールを使用して、[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [認証サーバ] > [環境設定]タブの[適用]ボタンをクリックします。(注)

注)セションの管理を行っていない場合は、[詳細設定[表示]]をクリックし、[認証基盤の情報] > [認証基盤のURL]に認証基盤のURLを指定してください。

■リストア方法(業務サーバの資源)

 バックアップ用ディレクトリの業務サーバの資源(ディレクトリ)をもとのディレクトリにコピーします。

1.xcopyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、バックアップ用ディレクトリの業務サーバの資源をもとのディレクトリにコピーします。
  xcopy /E /I X:\Backup\ssoatzag\conf C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\conf

2.xcopyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、バックアップ用ディレクトリの業務サーバの資源(ディレクトリ)をもとのディレクトリにコピーします。
  xcopy /E /I X:\Backup\ssoatzag\template C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\pub\template

3. 業務サーバの環境をリストアしたマシンのInterstage管理コンソールを使用して、[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [業務システム] > [業務システム名] > [環境設定]タブの[適用]ボタンをクリックします。

1.cpコマンドを使用して、バックアップ用ディレクトリの業務サーバの資源をもとのディレクトリにコピーします。
  cp -rp /backup/FJSVssoaz/conf /etc/opt/FJSVssoaz

2.cpコマンドを使用して、バックアップ用ディレクトリの業務サーバの資源をもとのディレクトリにコピーします。
  cp -rp /backup/FJSVssoaz/template /etc/opt/FJSVssoaz/pub

3. 業務サーバの環境をリストアしたマシンのInterstage管理コンソールを使用して、[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [業務システム] > [業務システム名] > [環境設定]タブの[適用]ボタンをクリックします。

■リストア方法(Javaアプリケーション)

 バックアップ用ディレクトリのJavaアプリケーションの資源をもとのディレクトリにコピーします。

 copyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、バックアップ用ディレクトリのJavaアプリケーションの資源をもとのディレクトリにコピーします。
 Javaアプリケーションの格納ディレクトリがC:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\sampleの場合
  copy X:\Backup\ssoatzag\java\Javaアプリケーション資源ファイル C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\sample (注)

 cpコマンドを使用して、バックアップ用ディレクトリのJavaアプリケーションの資源をもとのディレクトリにコピーします。
 Javaアプリケーションの格納ディレクトリが/home/jaas/sampleの場合
  cp -p /backup/FJSVssoaz/java/Javaアプリケーション資源ファイル /home/jaas/sample (注)

注)Javaアプリケーションを開発する場合にリストアしてください。


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