MessageQueueDirector説明書 |
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第2部 拡張機能編 | > 第4章 イベントチャネル連携サービス | > 4.3 環境作成 | > 4.3.3 環境定義の記述 |
送信側サーバのCHANNELセクションに対して、受信側サーバのRCHANNELセクションが1:1に対応するようにサービス定義を指定します。RCHANNELセクションのrecvnumキーワードは指定しません。
図1.24に1:1型の通信モデルの定義イメージを示します。
送信側サーバの定義 [CHANNEL] sndname = 送信キュー名 S1 rcvname = 相手サーバの受信キュー名 R1 [CHANNEL] sndname = 送信キュー名 S2 rcvname = 相手サーバの受信キュー名 R2 |
受信側サーバの定義 [RCHANNEL] rcvname = 自サーバの受信キュー名 R1 [RCHANNEL] rcvname = 自サーバの受信キュー名 R2 |
送信側サーバでは、sndnameキーワードが同じ値の複数のCHANNELセクションを作成します。受信側サーバでは、CHANNELセクションのrcvnameキーワードに対応する複数のRCHANNELセクションを作成します。RCHANNELセクションのrecvnumキーワードは指定しません。
図1.25に配信型の通信モデルの定義イメージを示します。
送信側サーバの定義 [CHANNEL] sndname = 送信キュー名 S1 rcvname = 相手サーバの受信キュー名 R1 [CHANNEL] sndname = 送信キュー名 S1 rcvname = 相手サーバの受信キュー名 R2 |
受信側サーバの定義 [RCHANNEL] rcvname = 自サーバの受信キュー名 R1 [RCHANNEL] rcvname = 自サーバの受信キュー名 R2 |
送信側サーバではrcvnameキーワードとserverキーワードの値の組み合わせが同じ複数のCHANNELセクションを作成します。受信側サーバでは、CHANNELセクションのrcvnameキーワードに対応する一つのRCHANNELセクションを作成します。RCHANNELセクションのrecvnumキーワードには、対応するCHANNELセクションの数を指定します。
図1.26に集信型の通信モデルの定義イメージを示します。
送信側サーバの定義 [CHANNEL] sndname = 送信キュー名 S1 rcvname = 相手サーバの受信キュー名 R1 server = 送信先MQDサーバ識別子 SV1 [CHANNEL] sndname = 送信キュー名 S2 rcvname = 相手サーバの受信キュー名 R1 server = 送信先MQDサーバ識別子 SV1 |
受信側サーバの定義 [MNGR] systemid = MQDサーバ識別子 SV1 [RCHANNEL] rcvname = 自サーバの受信キュー名 R1 recvnum = 2 (この受信定義に送信してくるCHNNELセクション数) |
メッセージを中継するサーバで、RCHANNELセクションのrcvnameキーワードと同じ値のsndnameキーワードを指定したCHANNELセクションを作成します。
図1.27に中継型の通信モデルの定義イメージを示します。
中継サーバ [CHANNEL] sndname = 送信キュー名 R1 rcvname = 相手サーバの受信キュー名 R2 [RCHANNEL] rcvname = 自サーバの受信キュー名 R1 |
イベントチャネル連携サービスの接続例を図1.28に示します。また、接続例の送信サーバに対応するサービス定義の記述例を図1.29に示します。
[MNGR] # 基本情報 sproc = 1 # メッセージ送信指定 rproc = 1 # メッセージ受信指定 systemid = SERVER01 # MQDサーバ識別子 repository = SERVER01NSGWSERVERREPID # インプリメンテーションリポジトリID errorretry = continue # エラーリトライ回数 [SERVER] # 送信先MQDサーバ情報 name = SERVER02 # 送信先MQDサーバ識別子 iorfile = C:\MQDIORFILE2 # 送信先イベントチャネル連携サービスのIORファイル名 [CHANNEL] # 送信キュー channelid = ID000001 # 送信チャネル識別子 sndname = SEND::CHANNEL001 # 送信キュー名 rcvname = RECV::CHANNEL002 # 受信キュー名 evttype = structured # イベント形式 server = SERVER02 # 送信先MQDサーバ識別子 packmsg_cnt = 10 # パッキング数 packmsg_wtime = 1 # 最大遅延時間 [RCHANNEL] # 受信キュー rcvname = RECV::CHANNEL001 # 受信キュー名 recvnum = 1 # 集信数 |
[MNGR] # 基本情報 sproc = 1 # メッセージ送信指定 rproc = 1 # メッセージ受信指定 systemid = SERVER01 # MQDサーバ識別子 repository = SERVER01NSGWSERVERREPID # インプリメンテーションリポジトリID errorretry = continue # エラーリトライ回数 [SERVER] # 送信先MQDサーバ情報 name = SERVER02 # 送信先MQDサーバ識別子 iorfile = /mqd/MQDIORFILE2 # 送信先イベントチャネル連携サービスのIORファイル名 [CHANNEL] # 送信キュー channelid = ID000001 # 送信チャネル識別子 sndname = SEND::CHANNEL001 # 送信キュー名 rcvname = RECV::CHANNEL002 # 受信キュー名 evttype = structured # イベント形式 server = SERVER02 # 送信先MQDサーバ識別子 packmsg_cnt = 10 # パッキング数 packmsg_wtime = 1 # 最大遅延時間 [RCHANNEL] # 受信キュー rcvname = RECV::CHANNEL001 # 受信キュー名 recvnum = 1 # 集信数 |
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