ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 テープバックアップ連携編 13.3 -Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(R) 2003/Microsoft(R) Windows Server(R) 2008-, -Solaris-, -HP-UX-, -Linux-, -AIX- |
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第10章 運用開始後のストレージ・プールのカスタマイズ |
ストレージ・プール内のテープが不要になった場合は、以下の手順でテープを削除します。
削除対象のテープにバックアップデータが格納されている場合は、そのバックアップ履歴を、履歴情報削除コマンド(acmhistdel)で削除します。
テープのチェックアウトをします。「checkout libvolume」コマンドを使用します。
チェックアウト処理はバックグラウンド処理になるので、処理結果はTSMサーバ(dsmserv)上のログか、活動ログ(Activity Log)を参照してください。
tsm> checkout libvolume <ライブラリ名> <ボリューム名> checklabel=yes remove=yes |
「remove=yes」オプションで、テープをライブラリ装置の投入口に出力します。(省略値)
「remove=no」にした場合、テープは元のセルに戻されますが、TSM管理簿(TSMデータベース)上からは削除されます(query libvolumeコマンドで表示されなくなります)。
以下はライブラリ:LT160、ボリューム:DAT001をチェックアウトする場合の例です。
tsm> checkout libvolume LT160 DAT001 checklabel=yes remove=yes |
テープが投入口に排出されると、TSMサーバ上のログに、「reply」コマンドを要求されます。「reply」コマンドを実行すると、初めてTSMのチェックアウトが完了になります。
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