ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 テープバックアップ連携編 13.3 -Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(R) 2003/Microsoft(R) Windows Server(R) 2008-, -Solaris-, -HP-UX-, -Linux-, -AIX-
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第10章 運用開始後のストレージ・プールのカスタマイズ

10.2 ストレージ・プールからのテープの削除

ストレージ・プール内のテープが不要になった場合は、以下の手順でテープを削除します。

  1. 削除対象のテープにバックアップデータが格納されている場合は、そのバックアップ履歴を、履歴情報削除コマンド(acmhistdel)で削除します。

  2. テープのチェックアウトをします。「checkout libvolume」コマンドを使用します。

    チェックアウト処理はバックグラウンド処理になるので、処理結果はTSMサーバ(dsmserv)上のログか、活動ログ(Activity Log)を参照してください。

    tsm> checkout libvolume <ライブラリ名> <ボリューム名> checklabel=yes remove=yes

    以下はライブラリ:LT160、ボリューム:DAT001をチェックアウトする場合の例です。

    tsm> checkout libvolume LT160 DAT001 checklabel=yes remove=yes

テープが投入口に排出されると、TSMサーバ上のログに、「reply」コマンドを要求されます。「reply」コマンドを実行すると、初めてTSMのチェックアウトが完了になります。


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