Ajaxフレームワーク UI部品リファレンス
目次 索引 前ページ次ページ

第2章 画面部品> 2.1 フォーム部品

2.1.4 RadioButton

RadioButtonは、ラジオボタを表示する部品です。


RadioButtonGroupと組み合わせて、相互に排他的なラジオボタングループを形成することができます。
グループ内で選択されているラジオボタンの値を取得したり、機能付加部品のFocusManagerに一括して登録したりできます。

示例

述形式

<div rcf:type="RadioButton" ... ></div>

または

<span rcf:type="RadioButton" ... ></span>


子要素は指定できません。


本部品は以下のように表示されます。

ロパティ

表の項目の意味は、“表の項目の意味”を参照してください。

名前

データ型

説明

省略

省略値

属性指定

更新

部分更新

value

String

ラジオボタンの値を指定します。

""

値、バインド

不可

checked

Boolean

チェックの有無を指定します。

  • true:チェックする
  • false:チェックしない

false

値、バインド

不可

title

String

ツールチップで表示されるテキストを指定します。

""

不可

label

String

ラジオボタンの右側に表示されるラベルテキストを指定します。

""

値、バインド

不可

enabled

Boolean

本部品の有効/無効を指定します。

  • true:有効
  • false:無効
    操作できなくなりイベントも発生しません。

true

値、バインド

不可

tabIndex

Number

Tabキーで移動するフォーカスの順番を指定します。
HTMLのtabindex属性と同様の指定ができます。1以上の整数を指定した場合、数字の小さい順にフォーカスが移動します。
FocusManagerによるフォーカス移動には関係しません。

0

不可

部品共通のプロパティも指定できます。詳細は、“画面部品共通プロパティ”を参照してください。


titleプロパティに関する注意事項

titleプロパティに長い文字列を指定すると、以下のような現象が起こることがあります。

なお、空文字列を指定した場合は、表示されません。

labelプロパティに関する注意事項

ラベルテキストにCheckBoxの幅より長い文字列を指定した場合、デフォルトでは自動改行が行われ、2行目がチェック部の下から始まります。
自動改行の方法は、ブラウザにより異なります。

tabIndexプロパティに関する注意事項

tabIndexにマイナスの数字を指定しても、Tabキーで移動する対象となります。

フォーカスに関する注意事項

部品にフォーカスがある場合、フォーカス枠が表示されますが、Internet ExplorerとFirefoxでは、フォーカス枠が表示される部分が異なります。

タイルプロパティ

スタイルプロパティを以下に示します。

パーツ名

プレフィックス

クラス名

使用可能なスタイル

全体部

なし

rcf-RadioButton

  • サイズ
  • カラー
  • ボーダー
  • パディング

ラベル部

label

rcf-RadioButton-label

  • カラー
  • フォント
  • テキスト(textIndent、textAlign、whiteSpaceを除く)

[図: RadioButtonの部品構成]

詳細は、“スタイルプロパティ”を参照してください。

ベントリスナ

名前

説明

イベントオブジェクト

onFocus

部品がフォーカスを得たときに呼ばれます。

ActionEvent

onBlur

部品がフォーカスを失ったときに呼ばれます。

onCheckStatusChange

チェックの有無が変更されたときに呼ばれます。

CheckStatusChangeEvent

部品共通のイベントリスナもあります。詳細は、“画面部品共通イベントリスナ”を参照してください。

JavaScript API

固有のJavaScript APIはありません。部品共通のJavaScript APIは、“画面部品共通JavaScript API”を参照してください。


目次 索引 前ページ次ページ

Copyright 2008 FUJITSU LIMITED