Systemwalker Centric Manager 使用手引書 グローバルサーバ運用管理ガイド - UNIX共通 - |
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第7章 グローバルサーバの監視方法・操作方法 |
[Systemwalkerコンソール]に通知されたトラブルの内容を見る方法を説明します。[Systemwalkerコンソール]の[監視イベント一覧]には、被監視システムで発生したトラブルの履歴が、古いものから順に表示されます。
[監視イベント一覧]でのトラブルの表示方法について説明します。
Systemwalker Centric Manager GEEでは、メッセージを以下の3種類に分類して監視しています。
被監視システムのメッセージが、どのように分類されるかを“表:Systemwalker Centric Manager GEEにおけるメッセージの分類方法”に示します。
被監視システム分類 |
MSP |
F4 MSP |
XSP |
OS/390 |
AVM/EX |
SXO |
SVPM |
一般メッセージ |
低輝度のWTOメッセージ |
WTOメッセージ |
低輝度のWTOメッセージ |
低輝度のWTOメッセージ |
すべてのメッセージ |
すべてのメッセージ |
すべてのメッセージ |
高輝度メッセージ |
高輝度のWTOメッセージ |
− |
DSPMSGによるメッセージ |
対処要求WTOメッセージ |
− |
− |
− |
返答要求メッセージ |
WTORメッセージ |
WTORメッセージ |
WTORメッセージ |
WTORメッセージ |
− |
− |
− |
[監視イベント一覧]の[状態]欄には、それぞれのメッセージの対処状況が、以下の色(省略値)で表示されます。
トラブルが確認されていない状態を示します。
トラブルは確認されていますが、対処されていない状態を示します。
[監視イベント:対処]ウィンドウを表示して、トラブルに対処中の状態を示します。
トラブルが対処された状態を示します。
トラブルに返答された状態を示します。
連携製品が出力するメッセージは、以下の形式で表示されます。
【Systemwalker/OFESが出力するメッセージ】
KKD062W OFES JOB ABNORMALLY ENDED - nnnn dddd jjjj
KDT062W OFES JOB ABNORMALLY ENDED - nnnn dddd jjjj
nnnn : 異常終了したジョブのジョブネット名
dddd : 異常終了したジョブのジョブネットの起動日
jjjj : 異常終了したジョブ名
【FCMSYS/EMが出力するメッセージ】
XMN0520I - xxx - yyy(z) yyy(z) yyy(z) - * EXCEPTIONS XMN0620I - xxx - yyy(z) yyy(z) yyy(z) - * EXCEPTIONS
XMN0530I - xxx - yyy(z) yyy(z) yyy(z) - * EXCEPTIONS XMN0630I - xxx - yyy(z) yyy(z) yyy(z) - * EXCEPTIONS
XMN0540I - xxx - yyy(z) yyy(z) yyy(z) - * EXCEPTIONS
xxx : 例外タイプ
yyy : XMN0520I、XMN0620Iの場合はジョブ名
XMN0530I、XMN0630Iの場合はチャネルまたはボリューム名
XMN0540Iの場合はAIMエンティティ
z : しきい値を超えた値
* : 発生した例外事象の数
主監視パス接続時にトラブルが以下のように通知されます。なお、メッセージの分類は“表:Systemwalker Centric Manager GEEにおけるメッセージの分類方法”を参照してください。
主監視パスが接続されたときに、システムにおいて未解決の高輝度メッセージおよび未解決の返答要求メッセージが一括して通知されます。
MSPおよびXSPの場合と異なり、主監視パス接続時のメッセージの一括通知は行われません。
SVPMのLANまたは装置を二重化している場合で、通信パス(LANまたは装置)が切り替わったときには、LANまたは装置の異常を知らせるメッセージが通知されます。
発生した日付と時刻が通知されません。監視イベント一覧の日付、時刻には、以下のように表示されます。
日付 |
“--/--/--” |
時刻 |
“--:--:--” |
日付が通知されません。監視イベント一覧の日付には、以下のように表示されます。
日付 |
“--/--/--” |
なお、日付情報をもつその他のウィンドウについても同様の表示になります。
高輝度メッセージおよび返答要求メッセージについては、Systemwalker Centric Manager GEE以外で対処した場合でも、被監視システム上で解決されると、自動的に対処済の表示に変わります。ただし、被監視システムのMC/FSOCKETが起動していない場合には対処済の表示に変わりません。MC/FSOCKETが起動し、主監視パスが接続された時点で対処済になります。なお、メッセージの分類は“表:Systemwalker Centric Manager GEEにおけるメッセージの分類方法”を参照してください。
[監視イベント一覧]のメッセージは、[監視イベント一覧の検索]ウィンドウを使って検索表示することができます。[Systemwalkerコンソール]の[イベント]メニューから[監視イベント一覧の検索]を選択すると、[監視イベント一覧の検索]ウィンドウが表示されます。以下の検索要因によって検索します。
[Systemwalkerコンソール]に通知された監視イベントは、監視イベントログファイルに格納されます。[監視イベント一覧]では、最新の1000メッセージを参照することができます。それ以前の監視イベントを参照する場合は、“監視イベント履歴表示コマンド”を使用します。opmtrget(監視イベント履歴表示コマンド)の詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。Systemwalker Centric Manager GEEでは、このコマンドによって表示されるAttributeに項目が追加されます。Attributeに表示される項目を説明します。
また、Systemwalker Centric Manager GEEでは、メッセージのジョブ番号を参照するための“-j”オプションを使用することができます。監視イベント履歴表示コマンドに“-j”オプションを指定すると、ジョブ番号がメッセージテキストの先頭に表示されます。
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