Systemwalker Centric Manager 使用手引書 グローバルサーバ運用管理ガイド - UNIX共通 -
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第7章 グローバルサーバの監視方法・操作方法

7.2 トラブルの内容をみる

[Systemwalkerコンソール]に通知されたトラブルの内容を見る方法を説明します。[Systemwalkerコンソール]の[監視イベント一覧]には、被監視システムで発生したトラブルの履歴が、古いものから順に表示されます。

■[監視イベント一覧]の見

[監視イベント一覧]でのトラブルの表示方法について説明します。

◆メッセージの分

Systemwalker Centric Manager GEEでは、メッセージを以下の3種類に分類して監視しています。

被監視システムのメッセージが、どのように分類されるかを“表:Systemwalker Centric Manager GEEにおけるメッセージの分類方法”に示します。

[表:Systemwalker Centric Manager GEEにおけるメッセージの分類方法]

被監視システム分類

MSP

F4 MSP

XSP

OS/390

AVM/EX

SXO

SVPM

一般メッセージ

低輝度のWTOメッセージ

WTOメッセージ

低輝度のWTOメッセージ
または
WTORメッセージ以外の高輝度メッセージ

低輝度のWTOメッセージ

すべてのメッセージ

すべてのメッセージ

すべてのメッセージ

高輝度メッセージ

高輝度のWTOメッセージ

DSPMSGによるメッセージ

対処要求WTOメッセージ

返答要求メッセージ

WTORメッセージ

WTORメッセージ

WTORメッセージ

WTORメッセージ

[監視イベント一覧]の[状態]欄には、それぞれのメッセージの対処状況が、以下の色(省略値)で表示されます。

◆連携製品が出力するメッセージ

連携製品が出力するメッセージは、以下の形式で表示されます。

【Systemwalker/OFESが出力するメッセージ】

【FCMSYS/EMが出力するメッセージ】

◆主監視パス接続時のトラブル通知について

主監視パス接続時にトラブルが以下のように通知されます。なお、メッセージの分類は“表:Systemwalker Centric Manager GEEにおけるメッセージの分類方法”を参照してください。

◆SVPMのLANまたは装置を二重化している場合

SVPMのLANまたは装置を二重化している場合で、通信パス(LANまたは装置)が切り替わったときには、LANまたは装置の異常を知らせるメッセージが通知されます。

◆日付が表示されないメッセージ

◆トラブルの対処状況の表示について

高輝度メッセージおよび返答要求メッセージについては、Systemwalker Centric Manager GEE以外で対処した場合でも、被監視システム上で解決されると、自動的に対処済の表示に変わります。ただし、被監視システムのMC/FSOCKETが起動していない場合には対処済の表示に変わりません。MC/FSOCKETが起動し、主監視パスが接続された時点で対処済になります。なお、メッセージの分類は“表:Systemwalker Centric Manager GEEにおけるメッセージの分類方法”を参照してください。

■トラブルを検索する

[監視イベント一覧]のメッセージは、[監視イベント一覧の検索]ウィンドウを使って検索表示することができます。[Systemwalkerコンソール]の[イベント]メニューから[監視イベント一覧の検索]を選択すると、[監視イベント一覧の検索]ウィンドウが表示されます。以下の検索要因によって検索します。

◆監視イベント履歴表示コマンについて

[Systemwalkerコンソール]に通知された監視イベントは、監視イベントログファイルに格納されます。[監視イベント一覧]では、最新の1000メッセージを参照することができます。それ以前の監視イベントを参照する場合は、“監視イベント履歴表示コマンド”を使用します。opmtrget(監視イベント履歴表示コマンド)の詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。Systemwalker Centric Manager GEEでは、このコマンドによって表示されるAttributeに項目が追加されます。Attributeに表示される項目を説明します。

Attribute:
メッセージの属性
Normal:
一般メッセージ
Reply:
返答要求メッセージ
HighLight:
高輝度メッセージ

また、Systemwalker Centric Manager GEEでは、メッセージのジョブ番号を参照するための“-j”オプションを使用することができます。監視イベント履歴表示コマンドに“-j”オプションを指定すると、ジョブ番号がメッセージテキストの先頭に表示されます。


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