Systemwalker Centric Manager 使用手引書 グローバルサーバ運用管理ガイド - UNIX共通 -
|
目次
索引
|
まえがき
■本書の目的
本書は、Systemwalker Centric Manager V13.3.0 Global Enterprise Editionを導入した場合の使用方法について説明しています。Systemwalker Centric Manager Global Enterprise Editionは、グローバルサーバを含むマルチサーバシステムの運用管理を実現しています。
本書は特に、Systemwalker Centric Manager Global Enterprise Editionだけに関係する情報について説明しています。
なお、本書は、Solaris版/Linux版を対象としています。その他UNIX版のマニュアルは、Systemwalker技術情報ホームページで、最新のマニュアルを参照してください。
■本書の構成
本書は、1章〜8章および付録から構成されています。
◆第1章 概要
Systemwalker Centric Manager GEEの概要を説明します。
グローバルサーバの監視を行うための定義について説明します。
コンソール操作制御の設定方法について説明しています。
グローバルサーバの監査ログを管理/分析する方法について説明しています。
グローバルサーバ、UNIXサーバの構成情報を収集する方法について説明しています。
グローバルサーバを部門管理/業務サーバとして配置し、資源の配付指示、適用結果確認の方法について説明しています。
グローバルサーバの監視方法、およびトラブルが発生した場合の操作方法について説明しています。
トラブルに対する対処方法を、メッセージIDを検索キーとしてCD-ROMから検索する方法について説明しています。
EMOS配下のXSPを監視する方法について説明しています。
Systemwalker Centric Managerの監視対象ごとの機能差について説明します。
Systemwalker Centric Manager Global Enterprise Editionに通知されるFTOPS-IIおよびSVPMのメッセージについて説明します。
MC/FSOCKETの監視メッセージについて説明しています。
Systemwalker Centric Manager Global Enterprise Editionが標準提供する補助メッセージについて説明しています。
メッセージIDの抽出方法について説明しています。
■本書の読者
本書は、Systemwalker Centric Manager使用して、グローバルサーバおよびSUREをはじめとする、基幹マルチサーバの運用管理および各種の操作を行う方を対象としています。
また、本書を読む場合、OSやGUIの一般的な操作、およびTCP/IPやSMTP、SNMPなどの一般的な知識をご理解の上でお読みください。
■本書の位置づけ
Systemwalker Centric Managerのマニュアルの概要については、“マニュアル体系と読み方”を参照してください。
■本書の表記について
◆エディションによる固有記事について
本書では、標準仕様である“Systemwalker Centric Manager Standard Edition”の記事と区別するため、エディションによる固有記事に対して以下の記号をタイトル、または本文に付けています。
- EE:
- “Systemwalker Centric Manager Enterprise Edition”の固有記事
- GEE:
- “Systemwalker Centric Manager Global Enterprise Edition”の固有記事
- EE/GEE:
- “Systemwalker Centric Manager Enterprise Edition”、および“Systemwalker Centric Manager Global Enterprise Edition”の固有記事
固有記事の範囲は、タイトル、または本文に付いた場合で以下のように異なります。
タイトルに付いている場合
章/節/項などのタイトルに付いている場合、タイトルの説明部分全体が、固有記事であることを示します。この場合、タイトルに対して、オンラインマニュアルの場合は色付けされます。
本文に付いている場合
固有記事全体に対して、オンラインマニュアルの場合は色付けされます。
◆Windows版とUNIX版の固有記事について
本書は、Windows版、UNIX版共通に記事を掲載しています。Windows版のみの記事、UNIX版のみの記事は、以下のように記号をつけて共通の記事と区別しています。
- タイトル【Windows版】
- タイトル、小見出しの説明部分全体が、Windows版固有の記事です。
- タイトル【UNIX版】
- タイトル、小見出しの説明部分全体が、UNIX版固有の記事です。
本文中でWindows版とUNIX版の記載が分かれる場合は、“Windows版の場合は〜”、“UNIX版の場合は〜”のように場合分けして説明しています。
■記号について
◆[ ]記号
Systemwalker Centric Managerで提供している画面名、メニュー名、および画面項目名をこの記号で囲んでいます。
◆コマンドで使用する記号
コマンドで使用している記号について以下に説明します。
記述例
記号の意味
記号 |
意味 |
[ ] |
この記号で囲まれた項目を省略できることを示します。 |
{ } |
この記号で囲まれた項目の中から、どれか1つを選択することを示します。 |
__ |
省略可能記号“[ ]”内の項目をすべて省略したときの省略値が、下線で示された項目であることを示します。 |
| |
この記号を区切りとして並べられた項目の中から、どれか1つを選択することを示します。 |
… |
この記号の直前の項目を繰り返して指定できることを示します。 |
■マニュアルの記号について
マニュアルでは以下の記号を使用しています。
特に注意が必要な事項を説明しています。
知っておくと便利な情報を説明しています。
■略語表記について
- 以下の製品すべてを示す場合は、“Windows Server 2008 STD”と表記します。
- Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard
- Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard without Hyper-V(TM)
- 以下の製品すべてを示す場合は、“Windows Server 2008 DTC”と表記します。
- Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Datacenter
- Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Datacenter without Hyper-V(TM)
- 以下の製品すべてを示す場合は、“Windows Server 2008 EE”と表記します。
- Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise
- Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise without Hyper-V(TM)
- 以下の製品すべてを示す場合は、“Windows Server 2003 STD”と表記します。
- Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard x64 Edition
- Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard Edition
- 以下の製品すべてを示す場合は、“Windows Server 2003 DTC”と表記します。
- Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Datacenter x64 Edition
- Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Datacenter Edition for Itanium-based Systems
- Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Datacenter Edition
- 以下の製品すべてを示す場合は、“Windows Server 2003 EE”と表記します。
- Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise x64 Edition
- Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise Edition for Itanium-based Systems
- Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise Edition
- 以下の製品すべてを示す場合は、“Windows(R) 2000”と表記します。
- Microsoft(R) Windows(R) 2000 Professional operating system
- Microsoft(R) Windows(R) 2000 Server operating system
- Microsoft(R) Windows(R) 2000 Advanced Server operating system
- Microsoft(R) Windows(R) 2000 Datacenter Server operating system
- 以下の製品すべてを示す場合は、“Windows NT(R)”と表記します。
- Microsoft(R) Windows NT(R) Server network operating system Version 4.0
- Microsoft(R) Windows NT(R) Workstation operating system Version 4.0
- Microsoft(R) Windows NT(R) Server network operating system Version 3.51
- Microsoft(R) Windows NT(R) Workstation operating system Version 3.51
- 以下の製品すべてを示す場合は、“Windows(R) XP”と表記します。
- Microsoft(R) Windows(R) XP Professional x64 Edition
- Microsoft(R) Windows(R) XP Professional
- Microsoft(R) Windows(R) XP Home Edition
- 以下の製品すべてを示す場合は、“Windows Vista”と表記します。
- Microsoft(R) Windows Vista(TM) Home Basic
- Microsoft(R) Windows Vista(TM) Home Premium
- Microsoft(R) Windows Vista(TM) Business
- Microsoft(R) Windows Vista(TM) Enterprise
- Microsoft(R) Windows Vista(TM) Ultimate
- Microsoft(R) Windows(R) Millennium Editionを“Windows(R) Me”と表記します。
- Microsoft(R) Windows(R) 98 operating system、Microsoft(R) Windows(R) 98 Second Editionを“Windows(R) 98”と表記します。
- Microsoft(R) Windows(R) 95 operating system、Microsoft(R) Windows(R) 95 Second Editionを“Windows(R) 95”と表記します。
- 以下の製品上で動作する固有記事を“Windows Server 2003 STD(x64)”と表記します。
- Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard x64 Edition
- 以下の製品上で動作する固有記事を“Windows Server 2003 DTC(x64)”と表記します。
- Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Datacenter x64 Edition
- 以下の製品上で動作する固有記事を“Windows Server 2003 EE(x64)”と表記します。
- Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise x64 Edition
- 以下の製品上で動作する固有記事を"Windows(R) 2000 Server"と表記します。
- Microsoft(R) Windows(R) 2000 Server operating system
- 以下の製品上で動作する固有記事を“Windows(R) XP x64”と表記します。
- Microsoft(R) Windows(R) XP Professional x64 Edition
- Systemwalker Centric Manager Standard Editionを“SE版”と表記します。
- Systemwalker Centric Manager Enterprise Editionを“EE版”と表記します。
- Systemwalker Centric Manager Global Enterprise Editionを“GEE版”と表記します。
- Standard EditionをSE、Enterprise EditionをEE、Global Enterprise EditionをGEEと表記します。
- Windows上、Itaniumに対応したWindows上で動作するSystemwalker Centric Managerを“Windows版”と表記します。
- Itaniumに対応したWindows上で動作するSystemwalker Centric Managerの固有記事を“Windows for Itanium版”と表記します。
- Windows Server 2003 STD(x64)/Windows Server 2003 DTC(x64)/Windows Server 2003 EE(x64)に対応したWindows上で動作するSystemwalker Centric Managerの固有記事を“Windows x64版”と表記します。
- Solaris(TM) オペレーティングシステムを“Solaris”と表記します。
- Solarisで動作するSystemwalker Centric Managerを“Solaris版 Systemwalker Centric Manager”または“Solaris版”と表記します。
- HP-UX上で動作するSystemwalker Centric Managerを“HP-UX版Systemwalker Centric Manager”または“HP-UX版”と表記します。
- AIX上で動作するSystemwalker Centric Managerを“AIX版Systemwalker Centric Manager”または“AIX版”と表記します。
- Linux上、Itaniumに対応したLinux上で動作するSystemwalker Centric Managerを“Linux版Systemwalker Centric Manager”または“Linux版”と表記します。また、Itaniumに対応したLinux上で動作するSystemwalker Centric Managerの固有記事を“Linux for Itanium版”と表記します。
- Linux上、Linux for EM64Tに対応したLinux上で動作するSystemwalker Centric Managerを“Linux版Systemwalker Centric Manager”または“Linux版”と表記します。また、Linux for EM64Tに対応したLinux上で動作するSystemwalker Centric Managerの固有記事を“Linux for EM64T版”と表記します。
- Solaris、Linux、HP-UX、AIX上で動作するSystemwalker Centric Managerを、“UNIX版Systemwalker Centric Manager”または“UNIX版”と表記します。
- Microsoft(R) SQL Server(TM) を“SQL Server”と表記します。
- Microsoft(R) Visual C++を“Visual C++”と表記します。
- Microsoft(R) Cluster ServerおよびMicrosoft(R) Cluster Serviceを“MSCS”と表記します。
■輸出管理規制について
本ドキュメントを輸出または提供する場合は、外国為替および外国貿易法および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認の上、必要な手続きをおとり下さい。
■商標について
APC、PowerChuteは、AMERICAN POWER CONVERSION社の登録商標です。
ARCserveは、米国Computer Associates International,Inc.の登録商標です。
Ethernetは、富士ゼロックス株式会社の登録商標です。
HP-UXは、米国Hewlett-Packard社の登録商標です。
IBM、AIX、AIX 5Lは、IBM Corporationの商標です。
Intel、Itaniumは、米国およびその他の国におけるIntel Corporationまたはその子会社の商標または登録商標です。
LaLaVoice は、株式会社東芝の商標です。
LANDeskは、米国およびその他の国におけるLANDesk Group, Ltdとその子会社の商標または登録商標です。
Linuxは、Linus Torvalds氏の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
Microsoft、Windows、Windows NT、Windows Vista、Windows Serverまたはその他のマイクロソフト製品の名称および製品名は、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
NEC、SmartVoiceは、日本電気株式会社の商標または登録商標です。
Netscape、Netscape の N および操舵輪のロゴは、米国およびその他の国における Netscape Communications Corporation 社の登録商標です。
Oracleは、米国ORACLE Corporationの登録商標です。
Palm、Palm OS、HotSyncは、PalmSource Inc. の商標です。
Red Hat、RPMおよびRed Hatをベースとしたすべての商標とロゴは、Red Hat, Inc.の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
SolarisおよびすべてのSolarisに関連する商標およびロゴは、米国およびその他の国における米国Sun Microsystems, Inc.の商標または登録商標であり、同社のライセンスを受けて使用しています。
Sun、SunClusterは、米国およびその他の国における米国Sun Microsystems, Inc.の商標または 登録商標です。
Symantec、Symantecロゴ、Norton AntiVirusは、SymantecCorporationの米国における登録商標です。
Tcl/Tkは、カリフォルニア大学、サン・マイクロシステムズ社、Scriptics社他が作成したフリーソフトです。
TRENDMICRO、Trend Micro Control Manager、Trend Virus Control System、TVCS、InterScan、ウイルスバスター、INTERSCAN VIRUSWALL、eManagerは、トレンドマイクロ株式会社の登録商標です。
Turbolinux及びターボリナックスは、ターボリナックス株式会社の商標または登録商標です。
UNIXは、米国およびその他の国におけるオープン・グループの登録商標です。
UXP、Systemwalker、Interstage、Symfowareは、富士通株式会社の登録商標です。
VERITAS、VERITAS SOFTWARE、VERITASロゴ、VERITAS Cluster Serverおよびその他のVERITAS製品は、米国および各国のVERITAS Software Corporationの商標または登録商標です。
VirusScanおよびNetShieldは、米国Network Associates社および関連会社の商標または登録商標です。
VMware、VMwareロゴ、Virtual SMP及びVMotionはVMware,Incの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
Xiino、Palmscape、イリンクスは、株式会社イリンクスの商標です。
ショートメール、iモード、mova、シティフォンは、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(以下NTTドコモ)の登録商標です。
その他の会社名および製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
Microsoft Corporationのガイドラインに従って画面写真を使用しています。
平成20年 6月
改版履歴 |
平成18年 4月 初 版
平成18年10月 第2版
平成19年 5月 第3版
平成19年 7月 第4版
平成20年 6月 第5版 |
Copyright FUJITSU LIMITED 1995-2008
All Rights Reserved, Copyright (C) PFU LIMITED 1995-2008
Portions Copyright (C) Contributors to ISODE Project
Portions Copyright (C) 1983-1994 Novell,Inc., All Rights Reserved.
JavaChart(TM) Copyright (C) 1996-1997 Visual Engineering,Inc.All Rights Reserved
HashJava GNU Library General Public License
Copyright FUJITSU LIMITED 1995-2008