Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第2部 設定 | > 第7章 イベントの対処を自動化する | > 7.1 アクションを定義する |
イベント発生時にメール送信として、E-Mail、またはMS-Mailで通報します。
イベント発生時にメール送信を行うために、[イベント定義/アクション定義]-[通知/実行アクション]で設定をします。
なお、メール連携では、イベントの自動対処はできません。
メール送信アクションについての情報を設定します。メール通報を実施するときに、[メールによる通知を行う]チェックボックスをチェックします。
メールの宛先は、複数指定できます。宛先を複数指定した場合、[宛先リスト]の先頭から順に通報が行われます。
HP-UX、およびAIXでは、メール連携機能を使用してイベントを通知する場合、暗号化(S/MIME)を使用して通知することはできません。
メール連携で送信するデータは、EUCコードで送信されます。このため、文字コードがUTF-8環境の場合、内部的に文字コードを変換して送信しています。コード変換に失敗した場合、以下のデータに置き換えて送信されます。置き換えた結果、データの最大長を超えた場合は、最大長以降がカットされます。
変換に失敗した以降の文字列が、最大20バイト分のバイナリデータ(16進数)で入ります。
変換に失敗した以降の文字列が、バイナリデータ(16進数)に置き換えられます。
メール通報時に指定したコマンドを実行する場合は、[イベント定義/アクション定義]-[通知/実行アクション]-[アクション定義(詳細)]-[メール]タブの[詳細]ボタンから[メール詳細]画面を表示し、メールを送信する前に実行するコマンドを設定します。
実行コマンドが実行できません。 |
イベント発生時にメール送信を行うための環境を、[アクション環境設定]-[メール]タブで設定します。
以下の設定を行います。
SMTPサーバがPOP認証を必要とするSMTPサーバの場合は、[アクション環境設定]-[メール]タブの[詳細]ボタンより起動される[送信メールサーバ]ダイアログボックスに、認証に必要な情報([POP3サーバ名]、[アカウント名]、[パスワード])を設定してください。
[アクション環境設定]-[メール]タブの[Fromアドレス]に設定したアドレスの形式がSMTPサーバが許可しているアドレスの形式に一致していない場合、メール送信はできません。SMTPサーバサーバ側のセキュリティの程度によって、許可するアドレスの形式やアドレス文字列が違います。許可されている形式については、SMTPサーバ管理者に問い合わせてください。
E-Mail送信の送信ファイル名にマルチバイト文字を含む文字列は指定できません。メールに、半角カナ(。「」、・ー゛゜の記号を含む)文字を使用した場合、全角文字に変換して送付します。
MS-Mail送信は、アクション実行先に指定したホストがWindows NT(R)の場合のみ、実行できます。アクション実行先には、V12.0L11 以前のバージョンの Systemwalker Centric Manager がインストールされているホストを指定してください。アクション環境設定を行う前に、アクション実行先に指定したホストで、「コントロールパネル」のメールからMS-Mailの環境設定を行ってください。MS-Mailの環境設定では、クライアントをインストールするときに指定した[スタートアップアカウント]に対して、プロファイル名を設定します。[アクション環境設定]ダイアログボックスの[プロファイル名]には、MS-Mailの環境設定で設定したプロファイル名を設定します。
Systemwalkerのほかの機能がMS-Mailを使用している場合は、その[プロファイル名]に一致させる必要があります。この名前以外で設定すると、メールが正常に送信されない場合があります。
メール通報時に指定したコマンドを実行する際の動作を設定する場合は、[アクション環境設定]-[メール]タブで設定をします。
[実行コマンドの動作完了までの待ち時間]に指定した時間内に実行コマンドが終了しなかった場合は、コマンドの実行を中断してメール送信を行います。コマンドの実行を中断した場合は、送信メールのコメントの末尾に以下の説明が追加されます。
実行コマンドが指定した時間以内に完了できませんでした。 |
[実行コマンドに動作完了までの待ち時間]を指定しない場合、実行コマンドの動作が完了するまで、次のメール送信を行いません。
項目([メール詳細]画面) |
設定値 |
[送信ファイル名] |
/var/tmp/usrlog.txt.Z |
[送信ファイルを削除する] |
チェックする |
[実行コマンド] |
/bin/compress /var/tmp/usrlog.txt |
Systemwalker Operation Managerが提供するjobschgetoutputコマンドを「実行コマンド」として登録することで、Systemwalker Operation Managerのジョブネットの情報を添付ファイルとしてメール送信できます。ジョブネット情報を添付ファイルとしてメールに送信する場合はイベント監視の条件定義を以下のとおり設定します。
コマンド、およびジョブネット情報として送信されるファイル形式は、Systemwalker Operation Managerのマニュアルを参照してください。
メール通報時に指定したファイルを送信する際の動作を設定する場合は、[アクション環境設定]-[メール]タブで設定をします。
送信するファイルのサイズが、[アクション環境設定]-[メール]で指定したファイルサイズを超えた場合の動作は、指定したファイルの種類によって以下のように異なります。
ファイルの末尾から、最大サイズに指定したサイズまでを切り取って送信します。送信するメールのコメントの末尾に以下の説明が追加されます。
送信ファイル名に指定したファイルは最大サイズを超えました。一部を削除して送信します。 |
ファイルは添付しないで、送信するメールのコメントの末尾に以下の説明が追加されます。
送信ファイル名に指定したファイルは最大サイズを超えました。ファイルは送信していません。 |
メールを別のWindows(R)コンピュータで実行する場合、[アクション環境設定(詳細)]ダイアログボックスの[アクション実行先]で、アクションを実行するホスト名を設定します。
MS-Mailを使用する場合は、[アクション環境設定]-[アクション実行先]で以下を設定します。
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