Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第2部 設定 | > 第7章 イベントの対処を自動化する | > 7.1 アクションを定義する |
イベント発生時にショートメールで通報します。
ショートメールで通報を行う場合、[イベント定義/アクション定義]-[メッセージ監視アクション]で設定をします。
Windows Vista/Windows Server 2008 STD/Windows Server 2008 DTC/Windows Server 2008 EE/Windows Server 2008 for Itanium-Based Systemsでのショートメール通知は、ログオンした場合に実行できます。
ショートメールの[アクション定義(詳細)]で設定を行います。
ショートメールの設定は、[ショートメールによる通知を行う]をチェックした場合だけ、設定チェックボックスをチェックした場合だけ、設定することができます。
なお、[ショートメールの種類]には、「NTT DoCoMoショートメール」が初期値として設定されています。これを選択すると、“「ショートメールセンタの電話番号」+"T"”が自動的に入力されますので、その後に続けて「通知先の携帯電話の電話番号」を入力してください。
送信できるメッセージの長さは、使用する携帯電話、およびモデムの種類により異なります。送信できるメッセージの長さは、使用する携帯電話およびモデムの説明書を参照してください。なお、送信できるメッセージの長さを超えた場合は、正しく送信できないことがあります。
設定の詳細については、“Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ”を参照してください。
ショートメール通知のアクションを実行するコンピュータ上で、使用するショートメールの環境を、[アクション環境設定]ダイアログボックスの[ショートメール]で設定します。
ショートメールを使用する場合は、ショートメールのアクションを実行するWindowsのコンピュータにモデムが必要です。モデムを使用する場合は、[アクション環境設定]ダイアログボックスの[COMポート]で設定を行います。
モデムを外付けで使用する場合には、通常COM1かCOM2のどちらかに接続します。ただし、電源制御ボックスまたはSNMPアダプタを使用する場合は、これらのハードウェアもCOMポートを使用するため、ポート番号およびIRQが競合しないように設定します。また、電源制御系のハードがCOM1を優先的に使用する場合があるため、両方の機能を使用する場合は、COM1に電源制御系のRS-232Cケーブルを接続し、COM2にモデムを接続します。
モデムが内線回線に接続されている場合、内線交換機の仕様によりモデムがダイアルトーンを検出できず、イベントログに以下のメッセージが表示され、ショートメールへのメッセージの送信に失敗する場合があります。
ソース: |
MpAosfB |
ID: |
4109 |
説明: |
電話回線からダイアルトーンを検出できません。 |
このメッセージが表示される場合は、[モデム初期化ATコマンド]にダイアルトーンの検出を待たずにダイアルするコマンドを設定してください。コマンドの詳細については、使用するモデムの取扱い説明書を参照してください。
例: AT&fX3 |
ショートメールのアクションを実行するコンピュータ上で、モデムが接続されているポート番号など、モデムに関する環境を設定します。
アクションとしてショートメールを使用する場合は、あらかじめ以下の設定が必要です。
ツールバー、[操作]メニュー、または右クリックメニューで[プロパティ]を開きます。プロパティ画面で[ポートの設定]タブを開きます。
ショートメールを別のWindows(R)コンピュータで実行する場合、[アクション環境設定]ダイアログボックスの[アクション実行先]で、アクションを実行するホスト名を設定します。
指定した実行先には、インストールオプションに[アクション実行]を選択して、Systemwalker Centric Managerをインストールしてください。
指定した実行先がWindows Vista、Windows Server 2008 STD/Windows Server 2008 DTC/Windows Server 2008 EE/Windows Server 2008 for Itanium-Based Systemsの場合、以下のユーザでログインしてください。ログインした場合に実行できます。
DmAdmin、DmOperation、DmReferenceグループに所属しているユーザ
Authenticated Usersグループに所属しているユーザ
OSを起動するだけでアクションを実行するには、自動ログインの設定をしてください。
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