Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX/Windows(R)共通 -
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5.4.6.3 仮想ノードの構成変更
運用中に仮想ノードに実ノードを追加/削除した場合、Systemwalkerコンソール上の監視マップに構成変更を反映する必要があります。
■IPCOMの場合
IPCOMによる負荷分散先の変更や追加を行う場合、以下の手順により構成情報を変更します。
なお、仮想ノードの追加、および削除を同時に行った場合は、各手順にあるポリシー配付は、最後に一度行うようにしてください。
◆仮想ノードの追加する
- IPCOM上の設定で、仮想ノード(ファーム)の追加、および関係するサーバ(実ノード)の追加を行います。(注)
- [Systemwalkerコンソール[編集]]で、[ツリー選択]コンボボックスから[業務管理]を選択します。
- “仮想ノードを新規に検出・登録する”の手順に従って、1.で設定を行ったIPCOMノードに対して、仮想ノード検出を行います。
- “仮想ノードの監視ツリー/監視マップの作成”の手順に従って、仮想ノードを追加し、監視マップを更新します。
- “監視ポリシーの設定”の手順に従って、仮想ノード監視のポリシーの設定を行います。
- ポリシー配付を行います。
- 注)
- 複数のIPCOMが存在する場合は、それぞれのIPCOM設定を行う必要があります。IPCOMの設定方法は、IPCOMのマニュアルを参照してください。
◆仮想ノードの削除する
- IPCOM上の設定にて、仮想ノード(ファーム)の削除を行います。(注1)
- [Systemwalkerコンソール[編集]]で、[ツリー選択]コンボボックスから[ノード一覧]を選択します。
- 1.で削除した仮想ノードを選択し、メニューの[オブジェクト]−[削除]を選択して削除します。(注2)
- ポリシー配付を行います。
- 注1)
- 複数のIPCOMが存在する場合は、それぞれのIPCOM設定を行う必要があります。IPCOMの設定方法は、IPCOMのマニュアルを参照してください。
- 注2)
- 仮想ノードを削除した場合、仮想ノードとの依存関係を示す矢印も削除されます。仮想ノードを削除した場合、業務管理ツリーの監視マップに表示されていた仮想ノード、および仮想ノードとほかのノードの依存関係を示す矢印も削除されます。
◆実ノードの追加する
- IPCOM上の設定にて、実ノードを追加します。(注)
- [Systemwalkerコンソール[編集]]で、[ツリー選択]コンボボックスから[業務管理]を選択します。
- “仮想ノードを新規に検出・登録する”の手順に従って、1.で設定したIPCOMノードに対して、仮想ノード検出を行います。
- “仮想ノードの監視ツリー/監視マップの作成”の手順に従って、1.で追加した実ノードを、監視マップに追加します。
- “監視ポリシーの設定”の手順に従って、1.で設定を行った実ノードと関連を持つ仮想ノードのポリシー設定画面を表示し、そのまま[OK]ボタンをクリックし、ポリシーの再設定を行います。
- ポリシー配付を行います。
- 注)
- 複数のIPCOMが存在する場合は、それぞれのIPCOMで設定を行う必要があります。IPCOMの設定方法は、IPCOMのマニュアルを参照してください。
◆実ノードの削除する
- IPCOM上の設定にて、実ノードを削除します。(注1)
- [Systemwalkerコンソール[編集]]で、[ツリー選択]コンボボックスから[業務管理]を選択します。
- “仮想ノードを新規に検出・登録する”の手順に従って、1.で設定を行ったIPCOMノードに対して、仮想ノード検出を行います。
- Systemwalkerコンソール[編集]から、1.で削除した実ノードを選択し、メニューの[オブジェクト]−[削除]を選択して削除します。(注2)
- ポリシー配付を行います。
- 注1)
- 複数のIPCOMが存在する場合は、それぞれのIPCOMで設定を行う必要があります。IPCOMの設定方法は、IPCOMのマニュアルを参照してください。
- 注2)
- 仮想ノードを削除した場合、仮想ノードとの依存関係を示す矢印も削除されます。実ノードを削除した場合、監視マップに表示されていた実ノードとのほかの依存関係を示す矢印も削除されます。
■ほかのロードバランサの場合
負荷分散装置で仮想ノードに依存する実ノードの構成情報が変更された場合、以下の手順により構成情報を変更します。
- 構成管理情報のCSV入出力コマンドで登録したフォルダ構成情報およびノード構成情報を構成管理情報のCSV入出力コマンド(mpcmcsv)を使用して構成情報を更新します。
- 更新(追加/削除/変更)後の構成情報を、仮想ノード登録コマンドで反映します。
- “監視ポリシーの設定”の手順に従って、1.および2.で設定を行った仮想ノードのポリシー設定画面を表示し、ポリシーの再設定を行います。
- ポリシー配付を行います。
mpnmvnc(仮想ノード登録コマンド)の詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
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