Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第3章 運用管理サーバの環境構築 | > 3.5 利用する機能により必要なディスク容量の見積もり |
監査ログ管理機能を使用する場合、以下の領域が必要です。
ログを保管するには、運用管理サーバのディスク容量に余裕のあるパーティション、ドライブが必要となります。
また、運用管理サーバは、自サーバにあるログファイルも収集対象に設定することができます。その場合は、運用管理サーバと被管理サーバの両方の見積もりを行ってください。
以下の式で算出します。
必要なディスク容量(MB) = |
例)
以下の条件の場合、110GBの空き領域が必要になります。
算出式
50台 × 50MB × 30日 × 1.5 = 112500MB ≒ 110GB |
(1GB≒1024MB)
必要なディスク容量(MB) = |
改ざんの確認を行う上で必要なディスク領域として、以下の計算式から得られるサイズを確保してください。
必要なディスク容量(MB) = (1) (500バイト + 1000バイト × 平均ログ識別名数 × 被管理サーバの総数) × 収集後経過日数 (2) 収集した監査ログのファイル1つ分の最大サイズ(見込み) |
なお、改ざんの確認を行う上で必要なディスクは、以下の場所に確保されます。
Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\mpatm |
/var/opt/FJSVmpatm |
圧縮/解凍処理の作業領域として、以下の計算式から得られるサイズの領域を確保してください。
1つ分の監査ログの最大サイズ(見込み) |
例) 非圧縮の監査ログのファイルサイズが最大1GBであることを見込むのであれば、1GB強の領域を確保してください。
なお、圧縮/解凍処理は、以下の場所で行われます。
インストールパス\MPWALKER.DM\MpAtm\tmp |
/var/opt/FJSVmpatm/tmp |
監査ログの圧縮効果は、テキスト形式のログファイルの場合、元のファイルサイズの10〜50%程度の圧縮率を見込めます。
ただし、バイナリ形式のファイルの圧縮効果はほとんど期待できません。
必要なディスク容量(MB) = |
注):収集対象のログの種類 (アクセスログ[RACF]、業務ログ[AIM])
例)
以下の条件の場合、7.2 GBの空き領域が追加で必要となります。
算出式
100(MB) × 1 × 7(台) × 7(日) × 1.5 = 7350(MB) ≒ 7.2(GB) |
(1GB≒1024MB)
以下の式で算出します。
必要なディスク容量(MB) = |
改ざんの確認を行う上で必要なディスク領域として、以下の計算式から得られるサイズを確保してください。
必要なディスク容量(B) = 収集するログのログ識別名の数×128バイト |
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