Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第3章 運用管理サーバの環境構築 | > 3.5 利用する機能により必要なディスク容量の見積もり |
資源配付使用時は、運用管理サーバで以下の領域が必要です。
保守対象の資源とその管理情報を格納するDRMS管理ファイルの領域が必要です。DRMS管理ファイルは、運用に影響を与えないために単独のパーティションとする形態をお勧めします。以下の領域が含まれます。
資源配付が一時的に使用する作業領域として必要になります。作業領域として任意のディレクトリ配下を指定することが可能です。
資源配付機能を使用する場合にDRMS管理ファイルとして必要なディスク容量の算出式は、以下のとおりです。
運用管理サーバのDRMS管理ファイル容量(KB) = |
なお、見積もりには以下の条件を前提としています。
項目ごとの見積もり式は、以下のとおりです。
管理情報の領域 = |
資源グループ数は、PTF製品数とPUF製品数を含みます。また、世代数は、製品の場合、修正レベル数を含みます。
自システムまたは下位システムへの資源領域 = |
資源領域の資源は、登録または受信した資源が対象となります。資源領域の情報、および資源は、以下の契機で削除されます。
ロギング情報の領域 = 2068 |
インベントリ情報の領域 = |
ソフトウェア辞書の容量は、1ソフトウェアあたり、0.1〜0.5KB必要です。必要な容量は、ソフトウェア辞書に登録する情報内容により変動します。
使用場所が“指定の作業領域”の場合は、DRMS編集ファイルで定義するwork_dirオプションが示す領域を作業領域として利用します。
使用場所が“システムの作業領域”の場合は、修正データ適用時にシステムが使用する作業領域です。
各作業領域で作成したファイル、ディレクトリは処理が終了した時点で削除されます。
資源配付機能を使用する場合に必要な作業領域のディスク容量の算出式は、以下のとおりです。データ量は、世代または修正レベル単位のデータ量を使用します。資源を圧縮指定で登録していない場合は、データ量を登録時のデータ量で計算します。
サーバの資源配付作業領域容量(KB) = |
処理フェーズ |
使用場所 |
作業容量(KB) |
|
サーバへの資源送信時 |
資源の送信コマンド実行場所 |
圧縮後のデータ量× 1 |
|
サーバからの資源受信時 |
指定の作業領域 |
圧縮後のデータ量× 2 |
|
クライアントへの資源送信時 |
指定の作業領域 |
2 × 同報クライアント数 |
|
クライアントからの資源受信時 |
指定の作業領域 |
圧縮後のデータ量 × 1 |
|
サーバへの資源移出時 |
オフライン配付用資源移出コマンド実行場所 |
移出データ量 × 1 |
|
指定の作業領域 |
移出データ量 × 1 |
||
サーバへのメンテナンス版数移出時 |
オフライン配付用資源移出コマンド実行場所 |
移出データ量 × 1 |
|
指定の作業領域 |
移出データ量 × 1 |
||
サーバへの資源移入時 |
オフライン配付用資源移入コマンド実行場所 |
移入データ量 × 1 |
|
指定の作業領域 |
移入データ量 × 1 |
||
サーバへのメンテナンス版数移入時 |
オフライン配付用資源移入コマンド実行場所 |
移入データ量 × 1 |
|
指定の作業領域 |
移入データ量 × 1 |
||
多階層運用時での資源の自動中継 |
中継サーバ上の指定の作業領域 |
圧縮後のデータ量 × 1 |
|
資源登録時 |
DRMS管理ファイルへの資源データ登録コマンド実行場所または-Wオプションで指定した場所 |
圧縮前のデータ量 × 2 |
|
資源適用時 |
テキスト、バイナリ、スクリプト |
自システムへの資源適用コマンド実行場所 |
なし |
指定の作業領域 |
圧縮後のデータ量 × 1+圧縮前のデータ量 × 2 |
||
メンテナンス版数 |
自システムへの資源適用コマンド実行場所 |
なし |
|
指定の作業領域 |
メンテナンス版数のデータ量 × 1+メンテナンス版数内の最大世代量 × 2 |
||
パッケージ形式の製品、文字パターン、文字セット、フォームオーバレイ、拡張FCBモジュール |
指定の作業領域 |
圧縮前のデータ量 × 1 |
|
システム修正データ |
指定の作業領域 |
圧縮前のデータ量 × 1 |
|
システムの作業領域 |
圧縮前のデータ量 × 1 |
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