Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - UNIX/Windows(R)共通 -
目次 索引 前ページ次ページ

第3章 運用管理サーバの環境構築> 3.3 フレームワークのデータベース領域の見積もり

3.3.1 データベース領域のモデル別見積もり

データベース領域のサイズは、おおよそ管理対象とする機器の数と管理対象とする情報数に依存します。

Systemwalker Centric Managerでは、運用管理サーバ上にフレームワークのデータベースを作成する際、以下の3つのモデルからデータベースの規模を選択することができます。

それぞれのモデルで必要となるデータベース領域の見積もりを以下に示します。

3000ノードモデルより大規模なシステムの場合やデータベース領域をより厳密に見積もりたい場合は、“データベース領域の詳細見積もり式”を参照してください。

■モデル別ディスク容量

【Windows版】

データベース

見積もりサイズ(MB)

300ノード

1,000ノード

3,000ノード

データベースログファイル

130

130

130

データベースディクショナリファイル

64

64

64

リポジトリ/ログデータベーススペース

189

428

1094

合 計

383

622

1288

【Solaris版/Linux版】

データベース領域

見積もりサイズ(MB)

300ノード

1,000ノード

3,000ノード

RDB管理情報パーティション

150

150

150

RDBディクショナリ用パーティション

100

100

100

RDBログファイル用パーティション

150

150

150

データベーススペース用パーティション

189

428

1094

合 計 (注)

589

828

1494

注)パーティションが足りない場合は、RDB管理情報パーティションを任意のディレクトリ指定し、指定したディレクトリにレギュラーファイル作成することにより、パーティションを削減することができます。

任意のディレクトリは、以下の領域に作成することができます。

レギュラーファイルは、以下の領域を指定して作成することができます。

RDBログファイル用、RDBディクショナリ用、データベーススペース用をレギュラーファイルに指定して作成した場合、指定したそれぞれの領域サイズをRDB管理情報用パーティションの領域に加算して見積もってください。

例えは、RDBログファイル用、RDBディクショナリ用、データベーススペース用の領域にすべてレギュラーファイルを指定して”1000ノード”モデルでデータベースを作成する場合は、RDB管理情報用の領域に必要なサイズは、150MB(RDB管理情報)+100MB(RDBディクショナリ)+150MB(RDBログファイル用)の空き容量が必要になります。

◆データベース見積り例

すべての領域に専用パーティションを指定する場合

データベース領域

見積もりサイズ(MB)

300ノード

1,000ノード

3,000ノード

RDB管理情報パーティション

150

150

150

RDBディクショナリ用パーティション

100

100

100

RDBログファイル用パーティション

150

150

150

データベーススペース用パーティション

189

428

1094

合 計

589

828

1494

RDBログファイル用の領域だけにレギュラーファイルを指定する場合

データベース領域

見積もりサイズ(MB)

300ノード

1,000ノード

3,000ノード

RDB管理情報パーティション

300

300

300

RDBディクショナリ用パーティション

100

100

100

データベーススペース用パーティション

189

428

1094

合 計

589

828

1494

RDBディクショナリ用、RDBログファイル用の領域にレギュラーファイルを指定する場合

データベース領域

見積もりサイズ(MB)

300ノード

1,000ノード

3,000ノード

RDB管理情報パーティション

400

400

400

データベーススペース用パーティション

189

428

1094

合 計

589

828

1494

RDBディクショナリ用、RDBログファイル用、およびデータベーススペース用の領域にすべてレギュラーファイルを指定する場合

データベース領域

見積もりサイズ(MB)

300ノード

1,000ノード

3,000ノード

RDB管理情報パーティション

589

828

1494

合 計

589

828

1494

RDB管理情報用の領域に任意のディレクトリおよびRDBログファイル用の領域にレギュラーファイルを指定する場合

データベース領域

見積もりサイズ(MB)

300ノード

1,000ノード

3,000ノード

RDBディクショナリ用パーティション

100

100

100

データベーススペース用パーティション

189

428

1094

合 計 (注)

589

828

1494

注)専用パーティションして必要なのは上記の2つのパーティションだけですが、RDB管理情報用としてユーザが指定した任意のディレクトリに300MB(RDB管理情報用+RDBログファイル用)の空き容量が必要になります。

RDB管理情報用の領域に任意のディレクトリおよびその他の領域にすべてレギュラーファイルを指定して作成する場合(専用パーティションを使用しないでデータベース領域を作成する場合)

データベース領域

見積もりサイズ(MB)

300ノード

1,000ノード

3,000ノード

合 計

589

828

1494

RDB管理情報用の領域に任意のディレクトリおよびその他の領域にすべてレギュラーファイルを指定して作成する場合、専用パーティションは必要ありませんが、RDB管理情報用としてユーザが指定した任意のディレクトリそれぞれに、上記ノードモデルごとの合計サイズ(RDB管理情報用+RDBディクショナリ用+RDBログファイル用+データベーススペース用)の空き容量が必要になります。

■リポジトリ/ログデータベーススペースのモデル別見積もり

リポジトリ/ログデータベーススペースの容量は、リポジトリ領域、オブジェクトログ領域、監視メッセージログ領域、監視イベントログ領域の容量の合計です。それぞれの領域の見積もりを以下に示します。

【Windows版】

データベース

見積もりサイズ(MB)

300ノード

1,000ノード

3,000ノード

リポジトリ領域

73

150

370

オブジェクトログ領域

35

35

35

監視メッセージログ領域

60

平均保持件数:
20,000件

180

平均保持件数:
60,000件

500

平均保持件数:
165,000件

監視イベントログ領域

21

平均保持件数:
5,000件

63

平均保持件数:
15,000件

189

平均保持件数:
45,000件

合 計

189

428

1094

【Solaris版/Linux版】

データベース領域

見積もりサイズ(MB)

300ノード

1,000ノード

3,000ノード

リポジトリ領域

73

150

370

ログ領域

オブジェクトログ

35

35

35

監視メッセージログ

60
平均保持件数:
20,000件

180
平均保持件数:
60,000件

500
平均保持件数:
165,000件

監視イベントログ

21

平均保持件数:
5,000件

63

平均保持件数:
15,000件

189

平均保持件数:
45,000件

合 計

189

428

1094


目次 索引 前ページ次ページ

Copyright FUJITSU LIMITED 1995-2008