Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第1章 コマンドリファレンス> 1.2 コマンド

[EE/GEE]
1.2.277 swsvacpolin(サーバアクセス制御ポリシーの移入コマンド)

■機能説明

本コマンドは、swsvacpolout(サーバアクセス制御ポリシーの移出コマンド)で出力されたサーバアクセス制御ポリシーを運用管理サーバに移入します。

本コマンドの実行状況は、Systemwalkerコンソール監査ログに記録されます。記録される内容は、以下のとおりです。

■記述形式

swsvacpolin

-A -d ディレクトリ名

swsvacpolin

-n ノード名| -i IPアドレス -d ディレクトリ名

■オプション

-A:
-dオプションで指定されたディレクトリ配下に出力されているすべてのサーバアクセス制御のポリシー情報を移入します。-nオプションまたは-iオプションと同時に指定することはできません。
-n ノード名:
ノード名で指定したノードのサーバアクセス制御のポリシー情報を移入します。-iオプションとは排他です。-Aオプションと同時に指定することはできません。
-i IPアドレス:
IPアドレスで指定したノードのサーバアクセス制御のポリシー情報を移入します。-nオプションとは排他です。-Aオプションと同時に指定することはできません。
-d ディレクトリ名:
指定されたディレクトリに出力されたサーバアクセス制御のポリシー情報を移入します。

■復帰値

0:
コマンドが正常終了しました。
1:
本コマンドを実行する権限がありません。
2:
サーバアクセス制御のポリシー情報が見つかりません。
3:
サーバアクセス制御のポリシー情報が、他のユーザにより使用されています。
5:
サーバアクセス制御のポリシーファイルの内容に誤りがあります。
10:
指定されたパラメタに誤りがあります。
11:
指定したオプションは、運用管理サーバ以外では使用できません。
12:
指定したノードが存在しない、または、指定したノードにアクセス制御機能がインストールされていません。
99:
内部異常が発生しました。

■参照

swsvacpolout(サーバアクセス制御ポリシーの移出コマンド)

サーバアクセス制御ポリシーファイル

サーバアクセス制御環境設定ポリシーファイル

サーバアクセス制御割り当てポリシーファイル

■コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpsvac\bin

Solaris
Linux

/opt/systemwalker/bin

■実行に必要な権限/実行環境

■注意事項

■使用例1

【Windows版】

運用管理サーバで、“c:\work\policy”ディレクトリに出力されているすべてのノードのサーバアクセス制御のポリシー情報を移入します。

swsvacpolin -A -d c:\work\policy

【UNIX版】

運用管理サーバで、“/work/policy”ディレクトリに出力されているすべてのノードのサーバアクセス制御のポリシー情報を移入します。

/opt/systemwalker/bin/swsvacpolin -A -d /work/policy

■使用例2

【Windows版】

運用管理サーバで、“c:\work\policy”ディレクトリに出力されているノード“node”のサーバアクセス制御のポリシー情報を移入します。

swsvacpolin -n node -d c:\work\policy

【UNIX版】

運用管理サーバで、“/work/policy”ディレクトリに出力されているノード'node'のサーバアクセス制御のポリシー情報を移入します。

/opt/systemwalker/bin/swsvacpolin -n node -d /work/policy

■実行結果/出力形式

本コマンドの実行状況は、Systemwalkerコンソール監査ログに記録されます。記録されるタイミングは、コマンド起動時とコマンド終了時です。Systemwalkerコンソール監査ログには、以下の情報が出力されます。

出力項目

説明

日時

swsvacpolinコマンドの開始/終了日時です。年月日、時間(ミリ秒まで)です。

操作場所

swsvacpolinコマンドを実行したサーバです。

操作ホスト

swsvacpolinコマンドを実行したサーバです。

操作者

swsvacpolinコマンドの実行ユーザです。

操作種別

"swsvacpolin"です。

操作対象

"policy"です。

操作内容

swsvacpolinコマンド実行時に、コマンドラインに指定された情報です。

実行結果

swsvacpolinコマンドを開始した場合は"B"、成功した場合は"S"、失敗した場合は"F"です。

コンポーネント名

"サーバアクセス制御"です。

追加情報

swsvacpolinコマンドの開始時は、未使用です。

swsvacpolinコマンドの終了時は、コマンドの復帰値、メッセージです。メッセージは、出力されない場合があります。


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