Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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1.2.255 scentricmgr(サービス/デーモンの起動コマンド)
■機能説明
【Windows版】
本コマンドは、Systemwalker Centric Managerの各機能のサービスを起動します。ただし、[コントロールパネル]の[サービス]の画面で、サービスの起動方法の指定が“手動”になっているものについては起動されません。
【UNIX版】
本コマンドは、以下のコマンドで起動されるデーモンを除く、Systemwalker Centric Managerのすべてのデーモンを起動します。
[Solaris 9の場合]
- /etc/rc2.d/S73opagt.syslog
- /etc/rc3.d/S99sorm
[Solaris 10の場合]
以下のSMFサービス
- svc:/application/management/fjsvsagt-syslog:default
[Linuxの場合]
- /etc/rc2.d/S11opagt.syslog
- /etc/rc3.d/S99sorm
[AIXの場合]
/etc/inittabに登録された以下のコマンド
- /opt/FJSVsagt/etc/script/S73opagt.syslog
[HP-UXの場合]
- /sbin/rc2.d/S200opagt.syslog
なお、“デーモン起動・停止制御ファイル”を変更することにより、起動/停止の対象とするデーモンをカスタマイズすることができます。
■記述形式
【Windows版】
【UNIX版】
■オプション
【Windows版】
- /a:
- Systemwalker Centric ManagerとSystemwalker Operation Managerの両製品が同じマシン上にインストールされている環境で、両製品のサービスを同時に起動させる場合に指定します。
【UNIX版】
- -a:
- Systemwalker Centric ManagerとSystemwalker Operation Managerの両製品が同じマシン上にインストールされている環境で、両製品のサービスを同時に起動させる場合に指定します。
■復帰値
- 0:
- 正常終了
- 0以外:
- 異常終了
■参照
pcentricmgr(サービス/デーモンの停止コマンド)
表:サービス/デーモンの起動/停止用コマンド
■コマンド格納場所
Windows |
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\bin |
UNIX |
/opt/systemwalker/bin |
■実行に必要な権限/実行環境
【Windows】
- Administrator権限が必要です。
- Windows Vista/Windows Server 2008 STD/Windows Server 2008 DTC/Windows Server 2008 EE/Windows Server 2008 for Itanium-Based Systems で本コマンドを実行する場合、[管理者として実行]を選択して起動したコマンドプロンプト上で実行してください。
以下にコマンドプロンプトの起動例を示します。
例:
[スタート]-[アクセサリ]-[コマンド プロンプト]を右クリックして表示されるメニューから、[管理者として実行]を選択して起動する。
- Windowsサーバ/クライアントで実行可能です。
【UNIX】
■注意事項
- 本コマンドを実行しても、ObjectDirectorのサービス/デーモンは起動対象になりません。
- コマンド実行中に[Ctrl +C]キー等により強制的にコマンドを中断しないでください。
- 運用管理サーバで本コマンドを実行するには、本製品の環境を作成する必要があります。
【UNIX版】
- Systemwalker OperationMGR 10.0以前のバージョンとの混在環境の場合、-aオプションを指定することはできません。
- 本コマンドを実行しても、返答メッセージ機能(Open ReplyMessageサービス)は、起動しません。返答メッセージ機能を起動したい場合は、ORMsvr.shを実行してください。詳細は“ORMsvr.sh(返答メッセージサービス起動・停止コマンド)”を参照してください。
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