Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第1章 コマンドリファレンス> 1.2 コマンド

1.2.244 ORMsvr.sh(返答メッセージサービス起動・停止コマンド)【UNIX版】

■機能説明

返答メッセージ機能(Open ReplyMessageサービス)を起動・停止します。停止には、即時停止するオプションと、返答完了を待ち合わせて停止するオプションがあります。

■記述形式

ORMsvr.sh

start|stop|contstop

■オプション

start:
返答メッセージ機能を起動します。
stop:
返答メッセージ機能を、即時停止します。

この時、返答要求を実施しているORMRequest APIは、PR_STOP(-3)で復帰します。

contstop:
返答メッセージ機能を、停止します。ただし、返答要求を実施している場合、その返答が完了するのを待ち合わせます(緩和停止と呼びます)。返答待ちになっている返答要求がある場合、要求元名・返答要求メッセージの一覧をコマンドの結果として出力します。

緩和停止中は、新たな返答要求を行うことはできません。緩和停止中にORMRequest APIが呼び出された場合、APIはPR_ERR_ORMSTOP(-26)で復帰します。

■コマンド格納場所

Solaris
Linux

/opt/systemwalker/bin

■実行に必要な権限/実行環境

■注意事項

contstopオプションで、返答メッセージサービスを停止する場合、本シェルはサービスの停止を待ち合わせません(シェルが終了しても、サービスは実行している場合があります)。

サービス停止を確認する場合は、返答要求一覧コマンド(ORMReqList)を実行し、“ORMサービスが起動していません”とメッセージが表示されることを確認する必要があります。その場合、返答要求一覧コマンドは復帰コード(211)で復帰します。

■使用例1

返答メッセージサービスを起動します。

/opt/systemwalker/bin/ORMsvr.sh start

■使用例2

返答メッセージサービスを停止します。

/opt/systemwalker/bin/ORMsvr.sh stop

■使用例3

返答メッセージサービスを緩和停止します。

/opt/systemwalker/bin/ORMsvr.sh contstop

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