Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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1.2.211 mptrfnod(性能監視監視対象設定コマンド)
■機能説明
本コマンドは、指定されたノードの[ネットワーク性能]の監視を有効/無効に設定します。
本コマンドは、監視ポリシーの互換モードだけ使用可能です。
■記述形式
mptrfnod |
-t on [-f] [-r] [-s] {ホスト名|IPアドレス} |
mptrfnod |
-t off {ホスト名|IPアドレス} |
■オプション
- -t on|off:
- 監視対象を有効または無効に指定します。
- on:
- 有効指定
- off:
- 無効指定
- onを指定する場合は、事前にネットワークの性能監視機能をONに設定するか、-fオプションとあわせて実行してください。
- -f:
- ネットワークの性能監視機能がOFFの場合に、ネットワークの性能監視機能をONにしたうえで、指定したノードに対する性能監視を有効にします。
- 本オプションは、-tオプションでonを指定した場合にだけ有効です。
- -r:
- RMONを有効または無効に指定します。なお、監視対象の設定が有効指定の場合に限り本オプションを指定し、RMONを有効にすることができます。また、省略時は無効となります。
- -s:
- 本オプションを指定した場合、[サーバ性能(基本)]の監視を有効にします。本オプションを指定しない場合、[サーバ性能(基本)]の監視は無効になります。なお、[サーバ性能(基本)]の監視は以下の条件を満たした場合に限り有効にすることができます。
- tオプションでパラメタにonを指定した。
- 動作環境設定機能の[サーバ性能(基本)]の監視が有効になっている。または、-fオプションと同時に指定した。
- ホスト名|IPアドレス
- 性能監視対象のノードをホスト名またはIPアドレスで指定します。
■復帰値
- 0:
- 正常終了
- 0以外:
- 異常終了
■参照
mpsetnod(性能監視ノード構成情報登録コマンド)
mptrfall(性能監視動作環境設定コマンド)
MpTrfPolProc(性能監視ポリシー作成/配付コマンド)
表:性能監視用コマンド
■コマンド格納場所
Windows |
Systemwalkerインストールディレクトリ\Mpwalker.DM\bin |
Solaris
Linux |
/opt/systemwalker/bin |
■実行に必要な権限/実行環境
【Windows】
- Administrator権限が必要です。
- 運用管理サーバで実行可能です。
【Solaris/Linux】
- システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
- 運用管理サーバで実行可能です。
■注意事項
- 本コマンドを使用するには、次の条件が必要です。
- ノード構成情報登録機能で、データベースにノード構成情報が登録されている。
- 動作環境設定機能で[ネットワーク性能]監視が有効状態に設定されている。
- 本コマンドを実行した後は、ポリシーを再作成し、配付・適用してください。ポリシーを再作成するには、[性能監視−全体設定(ネットワーク性能)]画面を起動し、何も変更せずそのまま[更新]ボタンをクリックします。または、MpTrfPolProc(性能監視ポリシー作成/配付コマンド)を実行します。
- 監視を無効に設定した場合、[性能監視-インタフェース情報設定(ネットワーク性能)]画面で設定したサブネットアドレス、回線速度(bps)の情報は削除されます。
■使用例1
IPアドレス"1.23.456.789"のノードに対して監視対象、RMON、サーバ性能を有効にする。
mptrfnod -t on -r -s 1.23.456.789
■使用例2
ホスト名“kikuna”に対して、監視対象、RMONを有効にする。
mptrfnod -t on -r kikuna
■使用例3
IPアドレス"1.23.456.789"のノードに対して監視対象、サーバ性能情報を有効にする。
mptrfnod -t on -s 1.23.456.789
■使用例4
ホスト名“kikuna”に対して、監視対象を有効から無効にノードを変更する。
mptrfnod -t off kikuna
■使用例5
ホスト名“kikuna”に対して、監視対象、RMON、サーバ性能が有効のノードを、サーバ性能だけを無効にする。
mptrfnod -t on -r kikuna
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