Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第1章 コマンドリファレンス> 1.2 コマンド

1.2.201 mpsetnod(性能監視ノード構成情報登録コマンド)

■機能説明

本コマンドは、性能監視を行うために必要なノードの構成情報を獲得し、データベースのノード構成情報を更新します。また、対象ノードを監視対象に設定できるかどうかの判別もできます。

なお、[Systemwalkerコンソール]の[編集]機能で追加したノードを性能監視の監視対象とする場合、本コマンドを実行する必要があります。

■記述形式

mpsetnod

[-c コミュニティ名] [-t タイムアウト値] [-r リトライ回数] {ホスト名|IPアドレス}

■オプション

-c コミュニティ名:
SNMPメッセージで使用するコミュニティ名を指定します。省略した場合は”public”がコミュニティとなります。
-t タイムアウト値:
ノード情報獲得待ち時間のタイムアウト値を1秒から3599秒の間で、秒単位で指定します。省略された場合のデフォルト値は3秒です。
-r リトライ回数:
ノード情報獲得のリトライ回数を0回から999回の間で指定します。省略した場合のデフォルト回数は2回です。
ホスト名|IPアドレス:
性能監視を行うために必要なノードをホスト名またはIPアドレスで指定します。

■復帰値

=0:
正常終了
>0:
異常終了

■参照

mptrfall(性能監視動作環境設定コマンド)
mptrfnod(性能監視監視対象設定コマンド)
MpTrfPolProc(性能監視ポリシー作成/配付コマンド)
表:性能監視用コマンド

■コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\Mpwalker.DM\bin

Solaris
Linux

/opt/systemwalker/bin

■実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

【Solaris/Linux】

■注意事項

■使用例1

ホスト名による指定の場合、ホスト名“Rose”を持つノードの構成情報をDBに追加します(コミュニティ名、タイムアウト値、リトライ回数はデフォルト値とし、DBに上書きしない)。

mpsetnod Rose

■使用例2

IPアドレスによる指定の場合、“012.34.5.678”のIPアドレスを持つノードを指定して実行します(コミュニティ名は“public”、タイムアウト値は5秒、リトライ回数は3回)。

mpsetnod -c public -t 5 -r 3 012.34.5.678

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