Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第1章 コマンドリファレンス> 1.2 コマンド

1.2.200 mpsetmem(ロールへのメンバの追加/削除コマンド)

■機能説明

本コマンドは、ネットワークを通さず、サーバ上でSystemwalker Centric Managerのロールにメンバを追加/削除します。

クラスタ環境の場合は、dmcssaveコマンドが自動的に実行され、セキュリティの設定が共有ディスクに退避されます。

■記述形式

mpsetmem

-a -r role member [member …]
-d -r role member [member …]

■オプション

-a:
Systemwalker Centric Managerのロールにメンバを追加します。
-d:
Systemwalker Centric Managerのロールからメンバを削除します。
-r role:
メンバを追加/削除するロール名を指定します。Systemwalker Centric Managerで使用される以下のどれかのロールを指定します。

DmAdmin

DmOperation

DmReference

DistributionAdmin

DistributionOperation

DistributionReference

OrmOperation (UNIX版だけ)

SecurityAdmin

SecurityAuditor

member:
ロールに追加/削除するメンバ(ユーザ)名を指定します。複数指定する場合は、空白で区切ります。

OSに登録済みのユーザのみを指定可能です。

■復帰値

0:
正常終了
0以外:
異常終了

■参照

表:セキュリティ用コマンド

■コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker\bin

UNIX

Systemwalkerインストールディレクトリ/FJSVfwsec/bin

■実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

【UNIX】

■注意事項

【UNIX】

コマンドを実行する際は、ロールに追加/削除するメンバ(ユーザ)がOSにログインしていないことを確認してください。

■使用例1

DmAdminロールに、user1を所属させます。

mpsetmem -a -r DmAdmin user1

■使用例2

DistributionReferenceロールから、user1、user2を削除します。

mpsetmem -d -r DistributionReference user1 user2

■実行結果/出力形式

異常終了時は、標準エラー出力にメッセージが出力されます。

正常終了時:
メッセージ出力なし
異常終了時:
メンバの追加/削除に失敗した旨のメッセージが出力されます

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