Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第1章 コマンドリファレンス> 1.2 コマンド

1.2.194 mprsc(リストアコマンド)

■機能説明

本コマンドを実行すると、退避先ディレクトリに格納されたSystemwalker Centric Managerの資産の復元を行います。

使用方法は“Systemwalker Centric Manager導入手引書”を参照してください。

Windows版の場合、このコマンドを使用せず、運用環境保守ウィザードの運用環境の復元でリストアを行ってください。手順の詳細については、“Systemwalker Centric Manager導入手引書”を参照してください。

■記述形式

【Windows】

mprsc

退避先ディレクトリ名 [/Ln/Lo/Le] [/Ca/Cs] [/dup] [/s] [/FD] [/FS] [/FR]

【UNIX】

[運用管理サーバ、部門管理サーバ、業務サーバの場合]

mprsc

-b 退避先ディレクトリ名 [-dup] [-s] [-FD] [-FS]

[運用管理クライアント、クライアントの場合]

mprsc

退避先ディレクトリ名 [/Ln/Lo/Le] [/s] [/FD] [/FS] [/FR]

■オプション

◆【Windows】

退避先ディレクトリ名:
資産が退避されているディレクトリ名をフルパスで指定します。

退避先ディレクトリ名は、半角英数字32文字以内で指定します。空白を含むことはできません。

/Ln:
本オプションを指定すると、定義情報だけがリストアされます。
/Lo:
本オプションを指定すると、ログ情報だけがリストアされます。
/Le:
本オプションを指定すると、ログ情報と定義情報の両方がリストアされます。
/Ca:
クラスタの運用系ノードで、共有ディスク上の資産とローカルディスク上の資産の両方を復元する場合に指定します。

なお、本オプションを指定した場合の退避データは、クラスタの運用系ノードで退避したものでなければなりません。

本オプションは、クラスタの運用系ノードだけで指定してください。

/Cs:
クラスタの運用系ノードまたは待機系ノードで、ローカルディスク上の資産だけを復元する場合に指定します。

本オプションは、クラスタの運用系ノードおよび待機系ノードだけで指定してください。

/dup:
運用管理サーバ二重化環境の運用管理サーバの待機系のノードへ運用系のノードの定義情報等をリストアして同期させる場合に指定します。
/s:
同一IPアドレス/同一ホスト名へリストアする場合に指定します。

本オプション指定時は、本オプション未指定時にリストアされる情報に加え、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”の“リストア環境を確認する”に記載した情報もリストアされます。同一IPアドレス/同一ホスト名へリストアする場合は、必ず/sオプションを指定してください。

/FD:
本オプションを指定すると、資源配付機能の資産を復元します。
/FS:
本オプションを指定すると、監視機能の資産を復元します。
/FR:
本オプションを指定すると、リモート操作の資産を復元します。

復元する情報を選択するオプション(/Ln, /Lo, /Le)をすべて省略した場合は、“/Le”が指定されたとみなされます。

復元する機能を選択するオプション(/FD, /FS, /FR)をすべて省略した場合は、Systemwalker Centric Managerの全機能の資産が復元対象となります。

◆【UNIX】

運用管理サーバ、部門管理サーバ、業務サーバの場合

-b 退避先ディレクトリ名:
資産を復元するディレクトリ名をフルパスで指定します。

退避先ディレクトリ名は、半角英数字で指定します。空白を含むことはできません。

-dup:
運用管理サーバ二重化環境の運用管理サーバの待機系のノードへ運用系のノードの定義情報等をリストアして同期させる場合に指定します。
-s:
同一IPアドレス/同一ホスト名へリストアする場合に指定します。

本オプション指定時は、本オプション未指定時にリストアされる情報に加え、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”の“リストア環境を確認する”に記載した情報もリストアされます。同一IPアドレス/同一ホスト名へリストアする場合は、必ず-sオプションを指定してください。

-FD:
本オプションを指定すると、資源配付機能の資産を復元します。
-FS:
本オプションを指定すると、監視機能の資産を復元します。

復元する機能を選択するオプション(-FD, -FS)をすべて省略した場合は、Systemwalker Centric Managerの全機能の資産が復元対象となります。

運用管理クライアント、クライアントの場合

退避先ディレクトリ名:
資産が退避されているディレクトリ名をフルパスで指定します。

退避先ディレクトリ名は、半角英数字32文字以内で指定します。空白を含むことはできません。

/Ln:
本オプションを指定すると、定義情報だけがリストアされます。
/Lo:
本オプションを指定すると、ログ情報だけがリストアされます。
/Le:
本オプションを指定すると、ログ情報と定義情報の両方がリストアされます。
/s:
同一IPアドレス/同一ホスト名へリストアする場合に指定します。

本オプション指定時は、本オプション未指定時にリストアされる情報に加え、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”の“リストア環境を確認する”に記載した情報もリストアされます。同一IPアドレス/同一ホスト名へリストアする場合は、必ず/sオプションを指定してください。

/FD:
本オプションを指定すると、資源配付機能の資産を復元します。
/FS:
本オプションを指定すると、監視機能の資産を復元します。
/FR:
本オプションを指定すると、リモート操作の資産を復元します。

復元する情報を選択するオプション(/Ln, /Lo, /Le)をすべて省略した場合は、“/Le”が指定されたとみなされます。

復元する機能を選択するオプション(/FD, /FS, /FR)をすべて省略した場合は、Systemwalker Centric Managerの全機能の資産が復元対象となります。

■復帰値

0:
正常終了
1:
異常終了

■参照

mpbkc(バックアップコマンド)
premprs(プレリストアコマンド)
表:バックアップ/リストア用コマンド

■コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpcmtool\backup\bin

UNIX

/opt/systemwalker/bin

■実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

【UNIX】

■注意事項

【Windows】

【UNIX】

◆エラー時の対処

■使用例

UNIXの場合

Windowsの場合


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