Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第1章 コマンドリファレンス> 1.2 コマンド

1.2.187 mpopfmcsv(監視ログファイル定義のCSV入出力コマンド)【UNIX版】

■機能説明

本コマンドは、システム監視設定の[イベント監視の条件定義]−[監視ログファイル設定]の定義情報をCSV形式で入出力します。

入力ファイル(-iオプションで指定したCSVファイル)で書式に誤りがあった場合は、誤りのあった行番号をエラーメッセージで出力します。また、このファイルで指定された定義はすべて無効となります。したがって、定義の誤りの箇所を修正し、前回正しかった定義も含めて再度コマンドを実行してください。

■記述形式

mpopfmcsv

-i infile | -o outfile

■オプション

-i infile:
CSVファイルからデータを読み込み、定義情報を更新します。infileには入力するCSVファイル名を指定します。infileに空白が含まれる場合は「"input file.csv"」のように"(ダブルクォーテーション)で囲む必要があります。

infileは511バイト以内で指定してください。

-o outfile:
現在の定義情報をCSV形式でファイルに保存します。outfileには定義情報を保存するCSVファイル名を指定します。outfileに空白が含まれる場合は「"output file.csv"」のように"(ダブルクォーテーション)で囲む必要があります。

outfileは511バイト以内で指定してください。

■復帰値

0:
正常終了
1:
パラメタエラー
2:
ファイルの読み込みに失敗
3:
ファイルの出力に失敗
4:
CSVファイル中の値が不当
10:
その他のエラーにより処理を中断

■参照

監視ログファイル定義のCSVファイル【UNIX版】

■コマンド格納場所

UNIX

/opt/systemwalker/bin

■実行に必要な権限/実行環境

■注意事項

■使用例

入出力するファイルの例を示します。

# Monitor Log File Setup
"FMON","/app/app1.log","UX:app","^エラー","/c"
"FMON","/app/app2.log","","NOHEAD","/c"
"FMON","/app/app3.log","APP3","警告","/e"

■実行結果/出力形式

# Monitor Log File Setup:
コメント。[イベント監視の条件定義]-[監視ログファイル設定]の定義であることを表しています。
FMON:
固定のデータ。監視ログファイル定義であることを表しています。
dataN1:
監視ファイル名が入ります。
dataN2:
メッセージに付加するラベルが入ります。

ラベル、エラー種別を付加しない場合は""(ダブルクォーテーション2つ)が入ります。

dataN3:
エラー種別。以下のどれかの値が入ります。

 エラー、警告、情報、停止、INFO、WARNING、ERROR、HALT、NOHEAD

ラベル、エラー種別を付加しない場合は“NOHEAD”が入ります。

/c:
次の行も定義が続くことを表します。
/e:
現在行で定義が終わることを表します。

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