Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第1章 コマンドリファレンス> 1.2 コマンド

1.2.188 mpopmescsv(メッセージ説明定義のCSV入出力コマンド)

■機能説明

本コマンドは、システム監視設定の[サーバ環境定義]の[メッセージ説明]定義情報をCSV形式で入出力します。

入力ファイル(-iオプションで指定したCSVファイル)で書式に誤りがあった場合は、誤りのあった行番号をエラーメッセージで出力します。また、このファイルで指定された定義はすべて無効となります。したがって、定義の誤りの箇所を修正し、前回正しかった定義も含めて再度コマンドを実行してください。

なお、メッセージ説明に登録できる件数は、最大10000行です。

■記述形式

mpopmescsv

-i infile | -o outfile

■オプション

-i infile:
CSVファイルからデータを読み込み、定義情報を更新します。infileには入力するCSVファイル名を指定します。infileに空白が含まれる場合は"input file.csv"のように"(ダブルクォーテーション)で囲む必要があります。
-o outfile:
現在の定義情報をCSV形式でファイルに保存します。outfileには定義情報を保存するCSVファイル名を指定します。outfileに空白が含まれる場合は"output file.csv"のように"(ダブルクォーテーション)で囲む必要があります。

■復帰値

0:
正常終了
1:
パラメタエラー
2:
ファイルの読み込みに失敗
3:
ファイルの出力に失敗
4:
CSVファイル中の値が不当
10:
その他のエラーにより処理を中断

■参照

メッセージ説明定義のCSVファイル

■コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\bin

Solaris
Linux

/opt/systemwalker/bin

■実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

【Solaris/Linux】

■注意事項

■使用例

input.csvで定義したものをメッセージ説明に反映させます。

【Windows】

mpopmescsv -i input.csv

【Solaris/Linux】

/opt/systemwalker/bin/mpopmescsv -i input.csv

現在のメッセージ説明定義をoutput.csvという名前のファイルにCSV形式で出力します。

【Windows】

mpopmescsv -o output.csv

【Solaris/Linux】

/opt/systemwalker/bin/mpopmescsv -o output.csv

入出力するファイルの例を示します。

【Windows】

【Solaris/Linux】

■実行結果/出力形式

# Define Server Environment - Message Description:
コメント。[サーバ環境定義]-[メッセージ説明]の定義であることを表しています。
MESSAGE:
固定のデータ。メッセージ説明定義であることを表しています。
dataN1: (定義画面では格納先欄に対応)
メッセージ説明の特定方法。FILE/CODE/SEARCHのどれかの値が入ります。
FILE:
ファイルに格納されているメッセージを採用。
dataN2: (定義画面ではファイル名に対応)
dataN1がFILEならファイル名が入ります。

dataN1がSEARCHなら""が入ります。

dataN3: (定義画面ではキーワード欄に対応)
dataN1がFILEまたはCODEならキーワードが入ります。

dataN1がSEARCHなら""が入ります。

/c:
次の行も定義が続くことを表します。
/e:
現在行で定義が終わることを表します。

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