Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -

^[EE/GEE]
1.2.130 mpcmdupl(運用管理サーバ二重化型ノード移入コマンド)

■機能説明

本コマンドは、運用管理サーバ二重化運用の運用管理サーバにノード情報を移入します。運用管理サーバで移出したノード情報を移入することができます。

■記述形式

【Windows】

mpcmdupl

import-file

【Solaris/Linux】

mpcmdupl.sh

import-file

■オプション

import-file:

移入するノード情報のファイル名を指定します。

■復帰値

0：

正常終了

0以外：

異常終了

■参照

mpcmnout(ノード情報移出コマンド)

表:運用管理サーバ二重化設定用コマンド

■コマンド格納場所

Windows	Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\bin
Solaris Linux	/opt/systemwalker/bin

■実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

• Administrator権限が必要です。
• 運用管理サーバで実行可能です。

【Solaris/Linux】

• システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
• 運用管理サーバで実行可能です。

■注意事項

• 運用管理サーバ二重化運用の運用管理サーバだけで使用してください。
• 誤って運用管理サーバ二重化運用以外で使用した場合、ノードは移入され2つの運用管理サーバから監視されます。しかし、2つの運用管理サーバでの監視が正確にできなくなることがあります。
• 復旧は、構成情報を移入した運用管理サーバで行います。[Systemwalkerコンソール]の[編集]機能で誤って移入したノードや部門フォルダを削除し、その後、構成情報を移出した運用管理サーバで構成情報一括配付コマンド(mpdrpspm -a)を実行してください。

■使用例

ノード情報ファイル nodefileを移入します。

【Windows】

mpcmdupl nodefile

【Solaris/Linux】

mpcmdupl.sh nodefile

■実行結果/出力形式

エラー内容は標準出力に表示されます。

正常終了時：

なし

異常終了時：

エラーメッセージを表示します。