Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第1章 コマンドリファレンス> 1.2 コマンド> 1.2.53 drmsmdfy(DRMS管理ファイルの管理情報変更コマンド(クライアント用))

1.2.53.4 セション開設情報の変更

■機能説明

接続先を変更したい場合、または、資源配付クライアントの管理ファイルに対してセション開設情報を変更したい場合に本コマンドを使用します。

■記述形式

drmsmdfy

-a node -h 接続先のノード名 [-i host|ip|http|https] [-u ユーザID] [-p パスワード] [-w] [-n ポート番号] [-o on|off]

■オプション

-a node:
本コマンドの機能を定義します。本オプションは“node”と指定します。
-h 接続先のノード名:
接続先を変更する場合に、接続先のノード名をホスト名、ipアドレス、http URLアドレスまたはhttps URLアドレスのどれかを128バイト以内で指定します。
-i:
ノード名の入力形式を変更する場合に以下のどれかを指定します。
host:
-hオプションをホスト名で指定した場合に指定します。
ip:
-hオプションをIPアドレスで指定した場合に指定します。
http:
接続形態をhttp接続する場合に指定します。
https:
接続形態をhttps接続する場合に指定します。
-u ユーザID:
ユーザIDを変更する場合に31バイト以内で指定します。
-p パスワード:
パスワードを変更する場合に14バイト以内で指定します。空白を含むパスワードを指定する場合は“"(ダブルクォーテーション)”で囲む必要があります。また、パスワードに“"(ダブルクォーテーション)”を含める場合は“"(ダブルクォーテーション)”の直前に“\”を指定してください。パスワードなしを指定する場合は-pだけ指定してください。
-w:
本オプションを指定するとコマンドラインに“Password:”の文字を出力します。パスワードを変更する場合に14バイト以内で指定します。この場合、パスワードは画面に表示されません。また、パスワードに“"(ダブルクォーテーション)”を含める場合は“"(ダブルクォーテーション)”の直前に“\”を指定する必要はありません
-n ポート番号:
ポート番号を変更する場合に0〜65535までの数字で指定します。
-o:
DHCP運用(コンピュータ名運用)を変更する場合に指定します。
on:
DHCP運用する場合に指定します。
off:
DHCP運用しない場合に指定します。

■復帰値

0:正常終了
セション開設情報の変更処理が正常に終了しました。
1:警告
指定された接続先のノード名が存在しません。
3:処理継続不可能な使用者エラー
オプションの指定に誤りがあります。セション開設情報の変更ができません。
4:プログラムエラー
システムにエラーが発生しました。セション開設情報の変更ができません。

動作中のファイルの置き換えが完了していません。

■参照

表:資源配付用コマンド(クライアント用)

■コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpdrmscl

■実行に必要な権限/実行環境

■注意事項

■使用例1

上位サーバとの接続先を“HOST2”に変更します。

drmsmdfy -a node -h HOST2

■使用例2

接続先のノード名“HOST1”のユーザIDを“systemwalker”、パスワードを“systemwalker”と定義します。

drmsmdfy -a node -h HOST1 -u systemwalker -p systemwalker

■実行結果/出力形式

指定されたセション開設情報が変更されます。


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