Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第1章 コマンドリファレンス> 1.2 コマンド> 1.2.40 drmsdfn(資源配付の管理情報定義コマンド(サーバ用))

1.2.40.2 業務構成情報の定義

■機能説明

業務構成情報として、業務名と業務に対応する資源グループまたは製品を定義します。

■記述形式

【Windows版】

drmsdfn

-a job -j 業務名 [-t serv|cl] [-c コメント] [{-g 資源グループ名 [-v バージョン・レベル]|-p 製品名 -v バージョン・レベル -o OS識別名}]

【UNIX版】

drmsdfn

-a job -j 業務名 [-t serv|ws] [-c コメント] [{-g 資源グループ名 [-v バージョン・レベル]|-p 製品名 -v バージョン・レベル -o OS識別名}]

■オプション

-a job:
本コマンドの機能を定義します。本オプションは“job”と指定します。
-j 業務名:
定義する業務名を指定します。

Windows版の場合、業務名は、ASCII(30文字以内)またはシフトJIS(15文字以内)の全角文字列で指定します。

UNIX版の場合、業務名は、ASCII(30文字以内)、EUC(15文字以内)またはシフトJIS(15文字以内)の全角文字列で指定します。ただし、Linuxで指定可能な全角文字列は、ASCII(30文字以内)およびEUC(15文字以内)だけです。

-t serv|cl【Windows版】:
業務を構成する資源グループまたは製品がサーバ用の資源か、クライアント用の資源かを指定します。本オプションは以下のように指定します。

なお、本オプションを省略した場合は、サーバ/クライアント共通の資源とみなします。

serv:
サーバ用の資源の場合
cl:
クライアント用の資源の場合
-t serv|ws【UNIX版】:
業務を構成する資源グループまたは製品がサーバ用の資源か、クライアント用の資源かを指定します。本オプションは以下のように指定します。

なお、本オプションを省略した場合は、サーバ/クライアント共通の資源とみなします。

serv:
サーバ用の資源の場合
ws:
クライアント用の資源の場合
-c コメント:
利用者の任意なコメントを指定します。

Windows版の場合、コメントは、ASCII(30文字以内)またはシフトJIS(15文字以内)の全角文字列で指定します。

UNIX版の場合、コメントは、ASCII(30文字以内)、EUC(15文字以内)またはシフトJIS(15文字以内)の全角文字列で指定します。ただし、Linuxで指定可能な全角文字列は、ASCII(30文字以内)およびEUC(15文字以内)だけです。

ブランクを含む文字列で指定する場合は、“”(ダブルクォーテーション)”で囲んで指定してください。この場合、“”(ダブルクォーテーション)”は文字数のうちには含まれません。

-g 資源グループ名:
業務を構成する資源グループ名を指定します。

資源グループ名は、ASCII(12文字以内)の英数字または“#”で指定します。

なお、本オプションを指定する場合は、-pオプションを指定することはできません。

-v バージョン・レベル:
業務を構成する資源グループ、または製品のバージョン・レベルを指定します。バージョン・レベルは、ASCII(8文字以内)の英数字で指定します。

なお、-gオプションを指定する場合で、本オプションを省略した場合は、空白のバージョン・レベルを指定したものとみなします。

-p 製品名:
業務を構成する製品名を指定します。製品名は、ASCII(12文字以内)の英数字で指定します。本オプションを指定する場合は、-v、-oオプションも指定する必要があります。

なお、本オプションを指定する場合は、-gオプションを指定することはできません。

-o OS識別名:
製品が動作するOSのOS識別名を指定します。本オプションは、UXP/DSのPUFをメンテナンス版数に登録する場合に使用し、以下のとおり指定します。
UXPDS:
DS/90 7000シリーズのシステム修正データの場合

■復帰値

0:成功
定義処理が正常に終了しました。
1:警告
同じ業務構成情報が定義されました。
3:処理継続不可能な使用者エラー
オプションの指定に誤りがあります。定義処理ができません。
4:プログラム・エラー
システムにエラーが発生しました。定義処理ができません。

■参照

表:資源配付/インベントリ管理用コマンド(サーバ用)

■コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpdrmssv\bin

UNIX

/opt/systemwalker/bin

■実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

【UNIX】

■注意事項

■使用例1

業務名を“人事”、業務を構成する資源グループを“SOUMUBU”(サーバ用)と定義します。

drmsdfn -a job -j 人事 -g SOUMUBU -t serv

■使用例2

【Windows版】

業務名を“人事”、業務を構成する資源グループを“SOUMUBU”(サーバ、クライアント共通)、“EIGYOUBU”(クライアント用)と定義します。

drmsdfn -a job -j 人事 -g SOUMUBU
drmsdfn -a job -j 人事 -g EIGYOUBU -t cl

【UNIX版】

業務名を“人事”、業務を構成する資源グループを“SOUMUBU”(サーバ、クライアント共通)、“EIGYOUBU”(クライアント用)と定義します。

drmsdfn -a job -j 人事 -g SOUMUBU
drmsdfn -a job -j 人事 -g EIGYOUBU -t ws

■実行結果/出力形式

復帰値を参照してください。


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