PRIMEQUEST System Disk Mirror for Windows ユーザーズガイド V1.0 |
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第2章 設定 |
ミラーリングの解除方法を説明します。
ミラーリングの解除は、管理者権限を持つユーザ (Administrators グループに属しているユーザ) が実行できます。
コマンドプロンプトの起動
[スタート]-[すべてのプログラム]-[アクセサリ]-[コマンドプロンプト] を起動します。
ミラーグループ名の確認
sdxinfo -D コマンドの出力の GROUP 欄で、ミラーグループ名を確認します。
> sdxinfo -D OBJ NAME TYPE GROUP DEVNAM DEVBLKS STATUS ---- ------ ------ ------- ------ ------------ ------- disk Disk0 mirror Group0 0 35291136 VALID disk Disk1 mirror Group0 1 35291136 VALID |
sdxinfo コマンドの詳細は、「sdxinfo - ディスクの構成と状態の表示」を参照してください。
ミラーリングの解除
sdxsysdisk -R コマンドで、ミラーリングを解除します。
Do you want to proceed (yes/no)? というメッセージに対し、yes と入力し、Enter キーを押下します。コマンドが正常終了すると、システムが自動的に再起動されます。
例: ミラーグループ名が Group0 の場合
> sdxsysdisk -R -g Group0 SDX: sdxsysdisk: 64206: INFO: After execution of this command, the system will reboot automatically. Do you want to proceed (yes/no)? yes |
sdxsysdisk コマンドの詳細は、「sdxsysdisk - ミラーリングの設定と解除」を参照してください。
コマンドプロンプトの起動
システムが再起動されたあと、[スタート]-[すべてのプログラム]-[アクセサリ]-[コマンドプロンプト] を起動します。
状態の確認
ミラーリングの解除を行うと、ミラーグループと、そのミラーグループに属していたミラーディスクが、PSDM の管理から削除されます。ミラーグループに属していた VALID 状態のディスクのうち、1 つがデータを保持するディスクとなり、それ以外のディスクの内容は保証されません。
sdxinfo -G コマンドで、ミラーグループが削除されたことを確認します。
> sdxinfo -G OBJ NAME DISKS BLKS SPARE JRM ----- ------- --------------------------- ------------ ----- --- |
ディスクが PSDM の管理から削除されたことを確認します。sdxinfo -P コマンドの出力の DKNAME 欄に、アスタリスク (*) が表示されます。
> sdxinfo -P OBJ NAME BLOCKS STATUS DKNAME LOCATION ------ ---- ------------ ------- ------ --------------------------------------- device 0 35291136 * * IOU#0-HDD#0 device 1 35291136 * * IOU#0-HDD#1 |
[スタート]-[コントロールパネル]-[管理ツール]-[コンピュータの管理]-[ディスクの管理] を起動し、データを保持しているディスクを確認します。
ブートパーティション (C ドライブ) 以外のパーティションは、ミラーリングを解除したあと、自動的にマウントされないことがあります。「ディスクの管理」で、マウント状態を確認し、マウントされていない場合は手動でマウントしてください。
sdxinfo コマンドの詳細は、「sdxinfo - ディスクの構成と状態の表示」を参照してください。
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