Interstage Application Server/Interstage Web Server チューニングガイド
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第5章 J2EEのチューニング

5.5 CORBAサービスのチューニング

 以下について説明します。


 Interstage Web Serverを使用している場合は、チューニングの必要はありません。

Interstageシステム定義ファイルの生成

 通常の運用ではカスタマイズの必要はありません。

 Interstageの接続クライアント数を変更する場合は、システム規模にあわせてisgendefコマンドのscale-valueの値を設定してください。
 isgendefコマンドの詳細については、“運用ガイド(基本編)”の“Interstage統合コマンドによる運用操作”を参照してください。

CORBAサービス環境定義のチューニング

 通常の運用ではカスタマイズの必要はありません。

 システム規模の拡張やIJServerの追加によりデフォルト値の設定で資源が不足する場合は、“Interstageのチューニング”に記載されている「CORBAサービスの動作環境ファイル」の加算値を参照して、InterstageをインストールしたマシンでCORBAサービス環境定義のステートメント値を加算してください。

EJBサービスを使用する場合

 IJServerの作成/削除、EJBアプリケーションを配備/配備解除するために、EJBサービスとしてCORBAサービスの資源を使用します。以下の値を加算してください。

ステートメント

加算値

max_processes

1

max_IIOP_resp_con

1

IJServerを追加した場合

 IJSererのタイプが以下の場合を対象としています。

 チューニングの対象は、上記2タイプのIJServerにおけるEJBコンテナのプロセスになります。

ステートメント

加算値

max_processes

追加するIJServer(EJBコンテナ)のプロセス多重度

max_exec_instance

追加するIJServer(EJBコンテナ)のプロセス数 ×
64(IJServer作成時に指定する同時処理数の最大値)

max_impl_rep_entries

3

クライアントアプリケーションを追加した場合

 J2EEアプリケーションクライアントまたは、アプレットからEJBアプリケーションを呼び出す場合には、以下の値を加算してください。

ステートメント

加算値

max_IIOP_resp_con

追加するクライアントアプリケーションのプロセス数

EJBアプリケーションを呼び出すアプリケーションをIJServerに配備した場合

 別マシンや別プロセスからEJBアプリケーションを呼び出す場合、以下の値を加算してください。

ステートメント

加算値

max_IIOP_resp_con

EJBアプリケーションを呼び出す側のIJServerのプロセス数

 上記のEJBアプリケーションを呼び出すアプリケーションのプロセス数には、以下の表に示すプロセス数の合計値を使用してください。


 EJBアプリケーションを使用する場合、CORBAサービスの無通信監視は使用できません。


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