Interstage Application Server/Interstage Web Server チューニングガイド
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第3章 システムのチューニング> 3.1 サーバ機能運用時に必要なシステム資源

3.1.7 ebXML Message Serviceのシステム資源の設定

 ebXML Message Serviceを用いたシステムの運用時には、システム資源を拡張する必要があります。ここでは、システム資源(システムパラメタ)について説明します

■システムパラメタ

 ebXML Message Serviceが使用するシステムパラメタのチューニングについて説明します。
 システムパラメタの変更方法や、各パラメタの意味については、“システムパラメタについて”を参照してください。
 なお、資源制御によるIPC資源のパラメタの設定は、Solaris 10の場合のみ可能です。

共用メモリ

パラメタ

資源制御

種類

必要数

shmmax (注1)

設定値

20,000,000 以上

project.max-shm-memory

加算値

20,000,000 × 100

shmmni

project.max-shm-ids

加算値

100

注1)
Solaris 10でshmmaxを設定する場合、Solarisのドキュメントおよび“システムパラメタについて”を参照して値を決定してください。

メッセージキュー

パラメタ

資源制御

種類

必要数

msgmax (注)

設定値

2,048 以上

msgmnb

process.max-msg-qbytes

設定値

4,096 以上

msgmni

project.max-msg-ids

加算値

3

msgtql

process.max-msg-messages

設定値

[Solaris 10の場合]
msgmni × msgmnb ÷ msgmax 以上

加算値

[Solaris 9の場合]
msgmni × msgmnb ÷ msgmax

注)
Solaris 9でのみ有効です。

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