Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド |
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第3部 EJB編 | > 第10章 EJBサービスの機能 |
ここでは、Entity Beanの実行環境について説明します。
Entity Beanは、業務データ(顧客情報、注文情報など)を表現するオブジェクトです。
Entity Beanのクラスは、リレーショナルデータベースのテーブルに、Entity Beanのインスタンスは、そのテーブル内の行(レコード)に、それぞれマッピングされます。
以下に、Entity Beanの特徴を示します。
Session Beanと異なり、Entity Beanの状態はデータベースのレコードとしてディスクに保存されるため、永続性があります。
システムの異常やサーバ停止でも消滅しません。
Entity Beanは複数のクライアントから共有され、同時にアクセスされることがあります。
この場合、データの整合性保証は、トランザクション管理により実現されます。
Entity Beanはそれぞれ一意なオブジェクト識別子(Primary Key)を持っています。
この識別子によって、クライアントが特定のEntity Beanを検索できます。
以下に、Entity Beanの例を示します。
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