Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド
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第1部 J2EE共通編> 第4章 JNDI> 4.3 JDBC(データベース)を参照する場合の環境設定> 4.3.1 Symfowareを使用する場合の環境設定

4.3.1.2 Symfowareのコネクションプーリングを使用する

 使用するデータソースの種類がSymfowareのコネクションプーリングを使用する場合には、Interstageのコネクションプーリングを使用する場合に加えて、以下の作業を行ってください。

JDBCネーミングサービスの起動

 この操作はデータソースの種類がSymfowareのコネクションプーリングを使用する場合のみ必要です。
 JDBCを使用する場合は、JDBCデータソースへの登録/参照、およびJ2EEアプリケーションを実行するためにSymfowareが提供するネーミングサービスを起動する必要があります。
 以下の手順でネーミングサービスを起動してください。

  1. Java環境を確認する
    Java環境の設定が行われているかを確認してください。Java環境の設定については、“Javaの環境設定”を参照してください。
     
  2. 環境変数を確認する
    環境変数の設定”に記載されている環境変数を設定してください。
     
  3. ネーミングサービスを起動する
    ネーミングサービスを起動してください。以下は、Javaコマンドを使用してネーミングサービスを起動し、ポート番号を10327に変更する例です。JDBCネーミングサービスのデフォルトのポート番号は10326です。

      java com.fujitsu.symfoware.jdbc2.naming.SYMNameService 10327


 名前変換を利用する場合、JDBCネーミングサービスが起動していないとエラーが発生し、以下のメッセージが出力されますので、JNDI名(%s)について確認してください。

javax.naming.InvalidNameException physical-name is invalid NAME = %s

 詳細は、“メッセージ集”の“lookup処理で例外が発生した場合の対処”を参照してください。

JDBCネーミングサービスへのデータソースの登録

 この操作はデータソースの種類がSymfowareのコネクションプーリングを使用する場合のみ必要です。
 JDBCを使用する場合は、JDBCネーミングサービスにデータソースを登録してください。
 以下の手順でJDBCデータソースを登録してください。

  1. Java環境を確認します。
    Java環境の設定が行われているかを確認してください。Java環境の設定については、”Javaの環境設定”を参照してください。
     
  2. 環境変数を確認します。
    環境変数の設定”に記載されている環境変数を設定してください。
     
  3. JDBCデータソース登録ツールを起動します。
    管理者権限をもつユーザIDで、Symfowareが提供するJDBCデータソース登録ツールを起動します。

      java com.fujitsu.symfoware.jdbc2.tool.FJJdbcTool
     
  4. JDBCデータソースを登録します。
    データソース一覧の[追加]ボタンをクリックし、データソースの登録に必要な情報を設定して[OK]ボタンをクリックします。

    データソース名

    DS1

    プロトコル

    ローカル

    データ資源名

    DB1

    ユーザ名

    j2ee

    パスワード

    j2ee


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