Symfoware Server Mirroring Controller 運用ガイド |
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第5章 異常時の運用 | > 5.6 ノードの切替え時の異常 | > 5.6.1 ノード切替え不可状態でのノード切替え事象の発生 |
正系ノードをそのまま使用して、利用者業務を継続する場合の手順を以下に示します。
DBミラーリングシステムがノードの切替え不可を通知するメッセージを出力します。
SYMFOWARE_SYMDX: ERROR: 32120: The switch operation cannot be executed because the secondary node is abnormal. |
ノードの切替え不可状態を認識します。
異常事象に対するリカバリ作業を行います。
モニタデーモンを起動します。
データベースサーバを起動します。
監視プロセスを起動します。
BC管理DBをメモリ常駐します。
dxsvstartコマンドを実行し、正系ノードのDBミラーリングサービスを開始します。
$ dxsvstart -c |
正系ノードの異常事象に応じて(4)(5)(6)(7)の手順を行ってください。
監視プロセスの起動については“監視プロセスの起動”を参照してください。
BC管理DBのメモリ常駐については“BC管理DBのメモリ常駐”を参照してください。
必要に応じて利用者業務を停止します。
利用者業務を再開します。
副系ノードの異常などノード切替え不可状態の場合、副系ノードのリカバリを行いDBミラーリングサービスを開始します。これにより、DBミラーリングシステムの運用が再開されます。なお、RLP閉塞などDCUの再構築が必要な異常原因の場合は、両ノードのDBミラーリングサービスを緊急停止した後、DCUの再構築が必要です。
副系ノードの異常などの切替え不可状態で、正系ノードに異常が発生し、RLP閉塞やストレージの等価性コピー処理で異常が発生した場合、DBミラーリングサービスの緊急停止を行ってからDCUの再構築を実施してください。
DCUの再構築については“DCUの再構築”を参照してください。
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