Symfoware Server Mirroring Controller 運用ガイド
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第3章 モニタリング

3.3 ノードの異常発生の監視

Symfoware/RDBまたはDBミラーリングシステムの異常発生のメッセージ監視や状態表示を実行することで、ノードの異常発生を検知し、ノード切替えの判断を行うことができます。

Symfoware/RDBやDBミラーリングシステムの異常と、異常検知のために監視対象とするメッセージまたは状態表示コマンドを示します。

[表:監視対象のMirroring Controllerのメッセージ]

異常の箇所

正系ノードで出力されるMirroring Controllerのメッセージ

副系ノードで出力されるMirroring Controllerのメッセージ

異常検知後の主な対処

正系ノードのシステムダウン

22002

ノード切替えを実施して利用者業務を継続

正系ノードのSymfoware/RDBのシステムダウン

32005

正系ノードのSymfoware/RDBの応答待ち時間超過

22003

22021

正系ノードの状態の確認後、ノード切替えを実施して利用者業務を継続

正系ノードのロググループ管理ファイルの閉塞

22005

22023

ノード切替えを実施して利用者業務を継続

正系ノードのログ管理ファイルの閉塞

22006

22023

正系ノードのテンポラリログファイルの閉塞

22007

22023

正系ノードのRDBディクショナリの閉塞

22008

22023

正系ノードのDSIの閉塞

22009

22023

正系ノードのRLPの異常

32021

32022

利用者業務が停止可能となった時点でDBミラーリングサービスの緊急停止を行い、DCUの再構築

副系ノードのRLPの異常

32021

ノード切替え不可のため、利用者業務が停止可能となった時点でDBミラーリングサービスの緊急停止を行い、DCUの再構築

DBミラーリングサービススクリプトの異常

22102

22102

DBミラーリングサービスのリカバリ停止を実施して、異常となる原因を取り除いてからサービスを再起動


正系ノードにおいて、ノード切替えの判断を必要とする異常を検知した場合、副系ノードにもMirroring Controllerのメッセージを出力します。


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