Interstage Job Workload Server セットアップガイド |
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第11章 バッチ実行基盤の変更 | > 11.1 バッチサーバ環境の設定変更 | > 11.1.7 バッチワークユニットの設定変更 |
対象の「ワークユニット定義ファイル」に、以下の定義項目を追加/編集してください。
上記以外の項目は編集しないでください。
更新すべきワークユニット定義ファイルの定義項目について、以下に説明します。
バッチアプリケーションが動作する作業用のディレクトリです。
カレントディレクトリを変更する場合には、事前にカレントディレクトリを準備しておく必要があります。
カレントディレクトリの準備方法については“ジョブの実行環境で使用するディレクトリの準備”の“バッチワークユニットのカレントディレクトリ”を参照してください。
変更する場合には、以下のワークユニット定義ファイルの項目を変更してください。セクション : Control Option
定義項目名 : Current Directory
カレントディレクトリの詳細は、バッチワークユニットの設定の“Current Directory:カレントディレクトリ”を参照してください。
プロセス縮退運用を行うか行わないかの設定です。
変更する場合には、以下のワークユニット定義ファイルの項目を変更してください。セクション : Control Option
定義項目名 : Process Degeneracy
プロセス縮退運用の詳細は、バッチワークユニットの設定の“Process Degeneracy: プロセス縮退運用”を参照してください。
バッチワークユニットが過去に起動された時のカレントディレクトリを、世代数分残すことができます。
変更する場合には、以下のワークユニット定義ファイルの項目を変更してください。セクション : Control Option
定義項目名 : Number of Revision Directories
カレントディレクトリの退避世代数の詳細は、バッチワークユニットの設定の“Number of Revision Directories: カレントディレクトリの退避世代数”を参照してください。
バッチワークユニットで実行するバッチアプリケーションをプロセスモードで実行するかの指定です。
変更する場合には、以下のワークユニット定義ファイルの項目を変更してください。セクション : Application Program
定義項目名 : Process Mode
アプリケーションのプロセスモードの詳細は、バッチワークユニットの設定の“Process Mode:プロセスモード”を参照してください。
配備したアプリケーションや、実行するコマンドやシェルスクリプト自身が、動作するのに必要なPATH環境変数を指定します。
また、コマンドやシェルスクリプトを格納したパスを指定します。
変更する場合には、以下のワークユニット定義ファイルの項目を変更してください。セクション : Control Option
定義項目名 : Path for Application
PATH環境変数の設定の詳細は、バッチワークユニットの設定の“Path for Application:アプリケーション使用パス”を参照してください。
本定義項目には、/usr/sbin などシステム管理者(スーパユーザ)が使用するコマンドやシェルスクリプトが格納されているパスは設定しないでください。
配備したアプリケーションや、実行するコマンドやシェルスクリプト自身が、動作するのに必要なLD_LIBRARY_PATH環境変数です。
変更する場合には、以下のワークユニット定義ファイルの項目を変更してください。セクション : Control Option
定義項目名 : Library for Application
LD_LIBRARY_PATH環境変数の設定の詳細は、バッチワークユニットの設定の“Library for Application:アプリケーション使用ライブラリパス”を参照してください。
配備したアプリケーションや、実行するコマンドやシェルスクリプト自身が、動作するのに必要なCLASSPATH環境変数です。
変更する場合には、以下のワークユニット定義ファイルの項目を変更してください。セクション : Application Program
定義項目名 : CLASSPATH for Application
CLASSPATH環境変数の設定の詳細は、バッチワークユニットの設定の“CLASSPATH for Application:アプリケーション使用クラスパス”を参照してください。
配備したアプリケーションや、実行するコマンドやシェルスクリプト自身が、動作するのに必要な各種環境変数です。
変更する場合には、以下のワークユニット定義ファイルの項目を変更してください。セクション : Control Option
定義項目名 : Environment Variable
環境変数の設定の詳細は、バッチワークユニットの設定の“Environment Variable:環境変数”を参照してください。
ワークユニット定義ファイルの設定内容については、“バッチワークユニットの設定”を参照してください。
ワークユニット定義ファイルの編集で、「アプリケーションが動作するために必要なLD_LIBRARY_PATH環境変数の設定」を追加する例を以下に示します。(太字部分が編集した部分です。)
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