Interstage Job Workload Server セットアップガイド
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第7章 COBOLのバッチアプリケーションの配備> 7.4 配備手順> 7.4.1 配備資材の配置

7.4.1.2 再配備の場合

前回配備で使用した配備元ディレクトリに、準備した以下の配備資材を格納します。


配備した時に使用した配備元のディレクトリがわからなくなった場合には、apfwinfoappコマンドで確認することができます。
apfwinfoappコマンドの形式を以下に示します。

apfwinfoapp -n ワークユニット名 -a ジョブステップ用イベントチャネルのDestination名

※ ワークユニット名:ジョブキュー名_CWU
 ジョブキュー名:バッチセットアップ情報ファイルに指定した“ジョブキュー名”です。(QUEUE要素内のName要素に指定した値)
※ ジョブステップ用イベントチャネルのDestination名:ジョブキュー名_CSTEPdest
apfwinfoappコマンドを実行すると以下の情報が表示されます。
WU_NAME=jobq001_CWU
BUSINESS_NAME=jobq001_CSTEPdest
LIB_SYSTEM_COPY=YES
DEF_PATH=/myapp/Def
PRELOAD_LIB_PATH=/myapp/Preload
DYNAMICLOAD_LIB_PATH=/myapp/Dynload
"DEF_PATH"、"PRELOAD_LIB_PATH"、"DYNAMICLOAD_LIB_PATH"に表示されるディレクトリが配備元のディレクトリです。

COBOLのバッチアプリケーションの追加、更新、または削除の用件ごとに、前回配備時に使用した配備元ディレクトリに対して以下の作業を行ってください。


以下の図は、配備資材の配備元についての例です。


再配備する場合、以下の文字コードがすべてあっていることを再度確認してください。

■アプリケーションインタフェース定義ファイル、アプリケーション呼出し定義ファイル

前回配備に使用した配備元ディレクトリの各種定義ファイルを格納したディレクトリに、追加/更新するアプリケーションインタフェース定義ファイル、アプリケーション呼出し定義ファイルを複写します。
削除するCOBOLのバッチアプリケーションに対しては、アプリケーションインタフェース定義ファイル、アプリケーション呼出し定義ファイルを削除します。

■プレロードするCOBOLアプリケーションのライブラリ(*.so)

前回配備に使用した配備元ディレクトリのプレロードするCOBOLアプリケーションのライブラリを格納したディレクトリに、追加/更新するCOBOLアプリケーションのライブラリを複写します。
削除するCOBOLアプリケーションに対しては、対象のライブラリを削除します。

■ダイナミックロードするCOBOLアプリケーションのライブラリ(*.so)

前回配備に使用した配備元ディレクトリのダイナミックロードするCOBOLアプリケーションのライブラリを格納したディレクトリに、追加/更新するCOBOLアプリケーションのライブラリを複写します。
削除するCOBOLアプリケーションに対しては、対象のライブラリを削除します。


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