Interstage Job Workload Server セットアップガイド
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第1章 環境作成の概要> 1.5 セットアップ資源

1.5.2 バッチサーバ環境のセットアップ資源

バッチサーバ環境は、以下の図のようにバッチサーバに配置されます。
バッチサーバ環境は、ジョブが投入されてから実行が終了するまでを管理/制御するバッチ実行環境です。

バッチサーバ環境にセットアップが必要な資源を以下に示します。

◆バッチ受付サービス

名称

概要

作成単位

備考

ジョブスプール

ジョブやジョブキューの管理で使用するスプールです。

バッチ受付サービスに必ず1つ

ジョブログスプール

ジョブ終了時にジョブログを格納するスプールです。

バッチ受付サービスに必ず1つ

ジョブキュー

投入されたジョブをキュー管理し、ジョブの実行優先順位の制御や、ジョブの流量制御などを行い、ジョブの投入から終了までを管理します。

ジョブの実行環境に必ず1つ

ジョブスプール内に1〜8個作成可能

◆バッチ実行サービス

名称

概要

作成単位

備考

イニシエータ

バッチ受付サービスのジョブキューとバッチワークユニット間を接続して、ジョブの実行管理を行います。

ジョブの実行環境に必ず1つ

バッチ実行サービス内に1〜8個作成可能

◆イベントサービス

名称

概要

作成単位

備考

イベントチャネル

バッチ実行サービスのイニシエータとバッチワークユニット間を接続し、ジョブの実行に関する情報のやり取りに使用する資源です。

ジョブの実行環境に必ず3つ
(それぞれ用途が異なるもの)

◆ワークユニット

名称

概要

作成単位

備考

バッチワークユニット

イニシエータから、ジョブの実行依頼を受け付け、バッチジョブ定義に従って、業務アプリケーションを実行する環境です。

ジョブの実行環境に必ず1つ

◆リソース

名称

概要

作成単位

備考

JDBC環境
(データソース)

バッチ受付サービスなどが、バッチジョブ定義データベースとアクセスするためのJDBC環境です。

バッチサーバに必ず1つ


下へ1.5.2.1 ジョブの実行環境に必要な資源
下へ1.5.2.2 環境作成の作業項目とセットアップ資源

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