Interstage Job Workload Server バッチ開発ガイド
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目次

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2.1.3.2.1 ファイル管理機能が割り当てるファイルの種類
ファイル管理機能は、一時ファイルと非一時ファイルを割り当てます。
一時ファイルは、ジョブ開始時にファイル管理機能により、ファイル名を決定して作成されます。
非一時ファイルは、バッチジョブ定義のジョブステップ定義に利用者が設定したファイル名で割り当てられます。

- プロシジャ定義外のジョブステップ定義の一時ファイルのファイル名は、以下の命名規約にしたがって、ファイル管理機能が自動的にファイル名を決定します。
命名規約: btfwtemp.ジョブ名.ジョブ番号.ジョブステップ名.通し番号 |
- プロシジャ定義内のジョブステップ定義の一時ファイルのファイル名は、以下の命名規約にしたがって、ファイル管理機能が自動的にファイル名を決定します。
命名規約: btfwtemp.ジョブ名.ジョブ番号.プロシジャ呼び出しステップ名.ジョブステップ名.通し番号 |
- 一時ファイルは、ジョブ内に閉じて使用するファイルであるため、ファイルの排他制御は行いません。
- 一時ファイルは、複数のジョブ間でデータを引き継ぐファイルとして、使用できません。
- 非一時ファイルのファイル名には、一時ファイルのファイル名との重複防止のため、“btfwtemp”で始まるファイル名を使用しないでください。
- 一時ファイルと非一時ファイルのパスは、最大255バイトです。このため、“資源定義”では、ディレクトリ名の長さとファイル名の長さの合計が、255バイトになるように設定してください。
ファイル管理機能がジョブ実行時に、ディレクトリ名の長さとファイル名の長さの合計の確認を行います。
- 一時ファイルのファイル名の長さは、最大215バイトになります。ファイル管理機能で管理できるファイルのパスは、最大255バイトであるため、ディレクトリ名と一時ファイル名の長さの合計が255バイトを超えないように、ディレクトリ名を設定してください。
- ファイル管理機能は、業務用データベースへの割当てを行いません。
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