Interstage Job Workload Server バッチ開発ガイド |
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第2章 ジョブの設計 | > 2.1 設計に必要な知識 | > 2.1.2 バッチジョブ定義 | > 2.1.2.3 プロシジャ呼出しステップ定義 |
プロシジャ呼出しステップの実行条件定義として以下を設定します。
先行ジョブステップの終了状態によって、プロシジャを呼び出すか設定します。実行条件として以下を設定します。
ジョブをキャンセル、または先行ジョブステップに設定したバッチアプリケーションがシグナルを発生した場合などは、プロシジャの呼出しを行いません。
先行ジョブステップの終了状態によって、プロシジャの呼出しを迂回するか設定します。迂回条件は、先行ジョブステップの終了コードに対する、複数個の条件式を設定できます。個々の条件式は OR 条件として判断します。
プロシジャ呼出しステップの実行条件とプロシジャ呼出しステップの迂回条件を設定した場合、プロシジャ呼出しステップの迂回条件に一致した場合は、プロシジャ呼出しを行いません。プロシジャ呼出しステップの実行条件は、一致していても無効となります。
- プロシジャ呼出しステップの動作を以下に示します。
先行ジョブステップの終了状態 |
実行条件の設定 |
迂回条件の設定あり |
迂回条件の設定なし |
|
---|---|---|---|---|
一致 |
不一致 |
|||
すべて正常終了 |
先行ジョブステップがすべて正常終了した場合のみ実行する |
× |
○ |
○ |
先行ジョブステップが1つでも異常終了した場合のみ実行する |
× |
× |
× |
|
先行ジョブステップの終了状態にかかわらず実行する |
× |
○ |
○ |
|
1つ以上が異常終了 |
先行ジョブステップがすべて正常終了した場合のみ実行する |
× |
× |
× |
先行ジョブステップが1つでも異常終了した場合のみ実行する |
× |
○ |
○ |
|
先行ジョブステップの終了状態にかかわらず実行する |
× |
○ |
○ |
○:実行する ×:実行しない
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