Interstage Data Effector ユーザーズガイド

B.4 shunsort

■名前

shunsort -- ソート処理

■形式

shunsort

[-s sort用動作環境ファイル] -a ソート条件ファイル

■機能説明

入力データをソート式で指定した項目ごとにソートし、結果をCSVファイルまたはXML文書としてファイル出力します。

■オプション

-s sort用動作環境ファイル

shunsortコマンドに対する入力ファイルまたは出力ファイルなどを記述した動作環境ファイルを指定します。sort用動作環境ファイルの内容については、“B.4.1 sort用動作環境ファイル”を参照してください。
本パラメタを省略した場合には、sort用動作環境ファイルのすべての実行パラメタに省略値が指定されたとみなします。

-a ソート条件ファイル(必須)

shunsortコマンドが動作するにあたっての条件を記述したソート条件ファイルを指定します。ソート条件ファイルの内容については、“B.4.2 ソート条件ファイル”を参照してください。

■使用例

例

• sort用動作環境ファイル D:\Shunsaku\cfg\Sort.cfg
• ソート条件ファイル D:\Shunsaku\cfg\SrtCond.cfg

shunsort -s D:\Shunsaku\cfg\Sort.cfg

         -a D:\Shunsaku\cfg\SrtCond.cfg

または

shunsort -s "D:\Shunsaku\cfg\Sort.cfg"

         -a "D:\Shunsaku\cfg\SrtCond.cfg"

ディレクトリ名に空白を含む場合には必ず二重引用符(")で囲むようにしてください。

• sort用動作環境ファイル /home/shunsaku/cfg/Sort.cfg
• ソート条件ファイル /home/shunsaku/cfg/SrtCond.cfg

shunsort -s /home/shunsaku/cfg/Sort.cfg

         -a /home/shunsaku/cfg/SrtCond.cfg

■終了ステータス

以下の終了ステータスが返されます。

0:正常終了
2:警告
0、2以外:異常終了(エラー)

以下のいずれかの場合、終了ステータスとして「警告」が返されます。

• 出力項目間の数値演算式で、オーバーフローが発生した場合
• 出力項目間の数値演算式で、ゼロ除算が発生した場合

---

B.4.1 sort用動作環境ファイル

B.4.2 ソート条件ファイル